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魔法少女リリカルなのはStrikerS 第26話 「約束の空へ」 感想

ヴィヴィオ
絵コンテ・演出:吉田泰三
作画監督:小森篤

 こうもゆったりと後日談をやってくれるとは予想外だったなぁ。なんだかんだで25話と最終回とでは盛り上がった。
 総括するなら、主になのはとヴィヴィオの絆、そして新人たちの成長を軸に展開されてきたストーリーだったわけだが、終盤では前者に完全に焦点が絞られた。それはそれでよかったと思うけど、個人的には、いろいろともったいないと思う部分・もっと掘り下げてほしかった部分もあった。とりわけ終盤にかけては、広げた風呂敷をたたむので精一杯という感があった。それでたたみきれたかどうかは別として……
 何かおせち料理みたいなアニメだと思った。何でもかんでもぶち込んであるけど、どれが特別うまいというわけでもない。

 ジェイル・スカリエッティ事件の終結とともに、機動六課は解散。試験運用中だったっけ……予言関連のゴタゴタがかたづいて、役目を終えることに。
 投獄されているスカリエッティ&クアットロ、反省の色なし!
 後日談では、寝耳に水の模擬戦開始にあわてているフェイトが可愛い。フェイトちゃんは19歳になっても天使。というか30歳ぐらいになっても天使だと言える自信がある。
 ヴィヴィオもちっちゃくなって帰ってきて、これでなのは×フェイトは磐石──と思ったのもつかの間、ちょユーノ君そこで何してんのw てかおねがい、そろそろ無限書庫で遭難してっ!

 ところで次は、魔法少女リリカルヴィヴィオ、はじまりますか?
 でも、『魔法少女リリカルなのは』というタイトルの秀逸さは、漢字・カタカナ・ひらがな(+アルファベット)がバランスよく配列されていることにあるんだよ。これは崩してほしくない。
 それに四期目はないようにも思える。あるとしたら、世界観とキャラの一部とを共有する別作品とか……これだけ人気があると、惜しまれつつ幕引きというのも難しそうなのは確か。
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魔法少女リリカルなのはStrikerS 第25話 「ファイナル・リミット」 感想

はやて&ヴィータ
絵コンテ:まついひとゆき・草川啓造
演出:古川政美
作画監督:橋本貴吉

 ヴィータ、絶体絶命のピンチから生還できてよかった……しかし守護騎士の生命力って凄いのなw
 満身創痍のヴィータがついに諦めかけたとき、颯爽と助けにあらわれるはやてちゃんがまるで王子様みたいだった。これにはヴィータも惚れなおしたはず。

 シグナムと対峙するゼストの口から語られる、守りたいものを守るという単純なことの難しさ。守りたいもの──平和だったり正義だったり、家族だったり、友達だったり……をただ守ろうとして、ときには道を間違えたりもする。
 そんな危うい戦いをもって大切なものを取り返していくなのはたち、その姿を通してストーリーは最終回へむけ収束していく。

 今回の見どころといえば、やはりなのはとヴィヴィオの決着ということになる。
 かつてヴィヴィオが転んでもひとりでは立ち上がれなかったという何気ない場面を、ここでこんなふうにつなげてくるとは思わなかった。反則的な感動シーンだったぜ……
 殺してしまうおそれこそないとはいえ、愛娘に至近距離から全力全開ななのはさんには唖然w 中途半端に叩かれる方が実は痛いから、全力で鞭打ってあげるのが思いやりだと言っていた知人を思い出したよ。どんなSM理論だよと思ったけど……
 なのはにロックオンされたクアットロの怯えようにも、最後の最後で同情を誘われた。けっこう味のあるキャラで嫌いじゃなかった。成仏してくれ。
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魔法少女リリカルなのはStrikerS 第24話 「雷光」 感想

フェイト

絵コンテ:長尾粛
演出:笹木史郎
作画監督:佐藤天昭

 フェイトかっこいいよフェイト。ハァ、フェイトは怒ってても何してても可愛いなぁ……
キャロ・エリオ「戦って!!」
からの流れは、ベタながらも大好きだ。
 あと、ウルトラマンみたいな二大怪獣決戦には、場違いな笑いを禁じえなかった。

 スカリエッティ一味は何か済し崩し的にかたづいていきつつあるが、スカリエッティが逮捕された今、ラスボスは誰になるのだろう? まさかあのメガネじゃないだろうし、ヴィヴィオ相手ではなのはも全力全開とはいかないだろうし、ナンバーズのあのエロゲーみたいな設定が伏線なのか?
 ともあれ、スカリエッティ一味はどうみてもヨゴレ。最高評議会を潰したスパイの人も、あああっさりとやられてしまうとは思わなかった。

 ところで、レジアス中将とゼストとの回想シーンを見て、『踊る大捜査線』を思い出した。レジアスの理想はいつしか方向を誤ってしまったようだが、このアニメって構造的には、踊る〜によく似ている。組織批判を擬装しつつ、実のところ正義の在り処は少しも揺らがない、勧善懲悪の一変型。
 正義こそが悲劇を生む、そうだとしても、正義の味方がいらないというわけでもない……偽善でもないよりはマシ、そんな消極的な理由では、正義の味方の応援はできても、正義の味方そのものにはなれないだろう。なのは(たち)はなぜ常に正義の味方なのか、実力行使を厭わない確信によってか? そもそも本当に正義の味方なのか?
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魔法少女リリカルなのはStrikerS 第23話 「Stars Strike」 感想

ヴィヴィオ
絵コンテ:草川啓造
演出:畠山茂樹
作画監督:倉橋希・大城勝・青島克己

 監督みずから絵コンテを切り、作画監督3人体制なのにもかかわらず、この作画クオリティはいったい……
 DVDでは修正されるんだろうけれど、初見の印象って大事なのにな。

 要所要所の演出はやはりしっかりしていて、スバルがギンガを倒した場面なんかはとてもいい。でもそこに至るまでに時間をかけすぎ。もう少しテンポよく展開してほしい。
 結局、ヴィータの状況についてはまたもおあずけになってしまったし、それだけ引っ張るからには何かがあると期待してもいいのか?
 今の展開は正直、同じくキャラの多いアニメということで『舞-乙HiME』の終盤に相通じるものがあると思う。つまり、キャラを増やしすぎて取捨選択ができなくなっているという印象。話をまとめるには焦点を絞るしかなく、『舞-HiME』の方はその辺りをうまくやっていたと思うけど、リリカルなのはであんなふうに脱落者続出ってのも何か違うしなぁ。
 実際、2クールでやりきれる内容というのを、うまく見積もれなかったのではないだろうか?

 なのはとヴィヴィオの対決というのは予想の範疇だったけれど、まさかヴィヴィオが成長してしまうとは思わなかった。ちっちゃいと強そうに見えないとか、幼女をいたぶるなのはさんという構図は絵的にマズいとか、そんな理由なのかもしれないが、ママに育ててもらうまでもなく、もうおっきくなっちゃってショックw まぁ負けたらもとに戻るだろうけど。
 なのははつくづく、大切な人とは戦うことによってわかりあうしかないよう宿命づけられたキャラである。
 関係ないが、メガネのなのは評──悪魔じみた正義感──がやたらと的を射ていて笑った。そこまでなのはを観察した上で、あえて敵に回せる度胸にも感心した。

 バトルとしてはいまいちだったけれども、ティアナが危機を無事に切り抜けられたのは嬉しかった。もともとティアナは好きなキャラで、スバルとの関係が好きというのはもちろんあるけれど、あのコンプレックスや「どうせ私なんか……」という思考に陥りがちな性格に共感してしまう。
 確かにティアナは、なのはみたいに最強無敵にはなれないだろうし、なのはたちも最強の座にあぐらをかいていてくれるわけじゃなくて、むしろ人一倍の努力をしていて差を縮めさせてくれないという。そんなとき、「もういいや」ってならないところがティアナの好きなところかな。
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魔法少女リリカルなのはStrikerS 第22話 「Pain to Pain」 感想

なのは&ヴィヴィオ
絵コンテ:井上修
演出:内山まな
作画監督:古池敏也

 前回のあの引きで、ヴィータとティアナの状況に関心が集中しているときに、むしろその周辺から攻めていくという構成はもどかしくてならない。後に山場をもってくるためとはいえ、こんな焦らしプレイは……
 個々の場面もまとまりがなく断片的で、終盤にむけたタメの回みたいな感じか。
 とりあえず、フェイトちゃんがあんなショボい捕まり方するなんて許せない。母親がらみのネタで挑発されたら、カッとなるのも致し方ないと思うけどさ……

 そんな中で、なのはの、ヴィヴィオとの回想シーンが印象的だった。こんな切ないやりとりがあったなんて、そりゃなのはもヴィヴィオにメロメロになるわけですよ。
 いいじゃない、なのはがママになってあげればいいじゃない! と思ったが、そんな簡単なことでもないんだろうなぁ。周囲も何か「なのはさんがヴィヴィオのママになってあげるのがベスト」みたいな流れだけれど、そもそも、どんなにしっかりしていてもなのははまだ19歳なんだってことを忘れているんではなかろうかw この事件が解決したら、なのははどんな選択をするんだろう?
 ともあれ、やっぱりスカリエッティは死刑だな。

 ナンバーズのなかで、ひときわ異彩を放つ腹黒メガネの、わかりやすい性格の歪み方には笑ってしまった。プチ・スカリエッティですか。
 姉妹にすらもシビアな視線を向ける彼女には、他とはまた違った思惑があったりするのだろうか?
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魔法少女リリカルなのはStrikerS 第21話 「決戦」 感想

フェイトさん
絵コンテ・演出:園田雅裕
作画監督:石山寛

 絶体絶命っぽい人が多すぎ。しかも、こんな引きは勘弁してくれ……
 とくにヴィータ。ここまで前のめりな人だったっけ? どう見ても、この局面で「一機のこらずブッ壊してやるっ!」は無謀すぎると思うんです。

 ユーノの調査によれば、失われた世界・アルハザードからの流出物との説もある「聖王のゆりかご」。
 想定しうる最大の危険は、それが軌道上に到達すること。ふたつの月の魔力をうけられる位置をとることで、きわめて高い防御性能の発揮と、地表への精密狙撃や、魔力爆撃が可能となる。のみならず、その性能が完全に発揮されれば、次元航行隊の艦隊とも、正面から渡り合えるかもしれない……
 つまり、聖王のゆりかごが軌道上へあがる前に、とめなければならない。
 対抗策としては、鍵となる聖王がそれを命じるか、本体内部の駆動炉を止めること。
 聖王のゆりかごの外で、戦闘の指揮にあたるはやて。そんな中、内部への突入口が発見され、なのはとヴィータは、本体内部へ突入。駆動炉と玉座の間が、真逆に位置していることが判明したため、ヴィータの判断によって、二人は別行動を開始する。
 一方で、スカリエッティの逮捕を目的として、彼のアジトに突入したフェイトとシャッハ。戦闘機人とガジェットとの攻撃により、いったん離される。フェイトは自分を「フェイトお嬢様」とよんで近づく戦闘機人に対し、その目的を告げ、ヴァルディッシュで応戦する。
 廃棄都市で、中央本部の制圧にむかう召喚士と戦闘機人とを、迎え撃とうとする新人たち。しかし、ルーテシアを発見したキャロは、エリオとともにそちらへむかう。戦闘機人たちに対処しようとしたティアナとスバルは、しかし分断される。ティアナは、結界で建物内に閉じ込められ、戦闘機人たちを相手に明らかな劣勢。そのうえ足を負傷までしてしまう。一方のスバルは、ギンガと遭遇し、「必ず助ける」と立ち向かう。

 要するに、三手に分かれてそれぞれの任務にあたったのはいいが、そこでさらに分断されて、結果として各自が孤立してしまっているという非常に嫌な状況。とりわけ、普通の人間ならば致命傷となる傷を負ったうえ、さらに絶体絶命の状況に陥っているヴィータ。そして、命綱ともいうべき足を負傷し、依然として三人もの戦闘機人+ガジェットを相手に、その場をしのがなければならないティアナの運命は……
 まさか死なないとは思うが。死なないと思う。死なないよね?

 窮地に陥ったティアナが、スバルの無邪気な笑顔を、つぎつぎと思い浮かべていく場面。
 あれ? スバルってこんなに可愛くて、キラキラしてたっけ? てかティアナさんは一体、スバルをどんな目で見ているんですか?
 たいへんよいツンデレっぷり。だが、よりにもよってその状況で、走馬灯チックなイメージ映像を流すのはやめてほしい。「これは……むり、かな……」って諦めるな! きっとスバルが助けに……しかしスバルは、ギンガを前にして、最愛の姉を助けたいという思いだけが頭を占めている。これは……もはや、ティアナの持ち前の機転に賭けるしかないのかもしれない。

 この流れでいくと、クライマックスまでひたすらバトルバトルバトル……な展開もアリか? 今回は、ちょっと作画が追いついていない感もあったが、そこを持ち直して、熱い展開を繰り広げてくれることに期待! あと、やたら男前のフェイトさんにも期待!
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魔法少女リリカルなのはStrikerS 第20話 「無限の欲望」 感想

なのは&フェイト
絵コンテ:静野孔文・杉山正樹
演出:中山敦史
作画監督:阿部智之

 起動・発進する「聖王のゆりかご」。大量のガジェットを伴い、市街地の上空に出現する。
 「聖王のゆりかご」をロストロギアと認定し、対応に追われる時空管理局。機動六課も三手に分かれ、「聖王のゆりかご」・スカリエッティのアジト・地上本部へむかう戦闘機人──それぞれに対処するべく出動する。
 スカリエッティの暴走。レジアス中将とともに、その責任の一端を担うはずの「最高評議会」とは、旧暦時代にバラバラだった世界を平定したという、三人の功労者たちのこと。その役目を時空管理局に託したのちも、肉体を捨て、生きながらえてきた。しかし実のところ、地上平和を願い、世界を見守ってきたはずの彼らこそが、スカリエッティを生み出し、育てた張本人でもあった。

 と、あらすじを書いていても、実はなんだかよくわからない。何がわかっていて、何がわからないのかもよくわからない。
 聖王というのは、聖王教会の主神であり、古代ベルカの王。聖遺物というのが、その王の持ち物や、遺骨などのこと。聖王教会から流出した聖遺物より採取された、聖王の遺伝子情報から生み出されたのがヴィヴィオ。スカリエッティは、「聖王の器」であるヴィヴィオに「聖王の証」たるレリックを移植することで、「聖王のゆりかご」の起動キーとした。こういう理解でいいのかな?
 そのスカリエッティのルーツが、最高評議会にあったということもわかったが、「アルハザードの遺児」ってどういうことだろう……アルハザードというのは、フェイトのママがダイブした不思議世界だよね。
 ともあれ、スカリエッティの異様な人物造形にかんしては、一応の説明がつきそうだ。というより、彼を含む現在の事態を招来したのがまさに、時空管理局と聖王教会、という流れなんだな。

 決意を胸に、それぞれの戦いへと赴く六課の面々。
 フェイトがスカリエッティのもとへ向かうというのは、経緯からすると少し不安になる。過去の因縁を断ち切り、あっさり倒してしまう可能性もあるが……
 お互いを心配し合って、はやてたちを呆れさせる、なのはとフェイトの夫婦ぶりがいい。
フェイト「私が……私たちが、いつもどれくらい心配してるか!」
とさり気なく言い直したフェイトに向かって、その真意を知ったうえで「ヴィヴィオを連れて、一緒に元気で帰ってくる!」と約束するなのは。
 また、それに続くモノローグには、素直に燃えました。
関連タグ: アニメ 魔法少女リリカルなのは 百合

魔法少女リリカルなのはStrikerS 第19話 「ゆりかご」 感想

なのは
絵コンテ:大森英敏
演出:宮崎修治
作画監督:清水慶太

 この展開はある程度、予想できたこととはいえ、なのはの顔の怖さが予想外。泣いたり怒ったり……といえば、19歳らしい青春模様のようでありながら、それがなのはだと、後が恐ろしくて嫌な汗をかいてしまう。

 壊滅した機動六課の新たな本拠地として、艦船アースラに乗り込んだ隊員たち。
 本局の介入を嫌う、地上本部の強硬な姿勢はあいかわらずだ。しかし、はやては、ロストロギア・レリックの捜索という名目を立てることで、スカリエッティ一味の追跡と、さらわれたヴィヴィオとギンガとの救出にあたる──という策を講じた。後見人たちへの根回しも万全だ。
 反撃への態勢を着々と整えていく、六課の面々。
 しかし、敵の動きもまた早く、ナンバーズによって「アインへリアル」が襲撃・制圧される。追跡を開始するアースラ。そこへ、時をおなじくして、ヴェロッサから、スカリエッティ一味のアジトを突き止めたとの報せが入る。
 ナンバーズ、そしてゼストたちが、地上本部へ向かっているという予断を許さない情勢。そんな中、廃棄都市にあらわれた戦闘機人たちのモニター映像に、姉・ギンガの姿を発見し、驚愕するスバル。
 そして、スカリエッティのアジトの付近から、スカリエッティいわく「古代ベルカの悪魔の兵器」たる「聖王のゆりかご」が出現する。その動力源として使われているらしい、玉座につながれたヴィヴィオの姿、そしてその悲鳴に、激しい衝撃を受けるなのは。

 言葉どおり「わが子のように」、可愛がっていたヴィヴィオが泣き叫ぶ様を、目の当たりにしたなのは。拳を握りしめ、怒りに震える姿が痛ましい。
 何か、いろんな意味でえげつない描写だ。ヴィヴィオの、幼い年齢と容姿がそう思わせるのだろうが……といっても、無印ですら、幼いフェイトが鞭打たれるといった場面があったのだから、とりたてて言うほどのことでもないのかもしれない。

 言うべきことがあるとすれば、まさにその場面で哄笑するという、スカリエッティの人物造形のほうだろう。
 過去作においては、敵側の描写もわりかし同情的なものであったり、それぞれに譲れない事情のために戦っているのだと示唆されたりして、「敵を『一面的な悪』としては描かない」という姿勢が一貫してあったように思う。
 それが今回は、やたらと演技過剰で、「こちら側に引き寄せる」ような見方を拒否する敵キャラとして描かれているスカリエッティ。彼についても今後、そのルーツを説明するような描写なりイベントが用意されているとは思うが、もし単純な善悪二元論におちこんでしまった場合には、それは何か後退のように私は感じる。とりわけ今作は、個人の集まりではなく組織的な対立なので、その危険は大きいかと思う。

 とはいえ、そのスカリエッティと通じている人間が管理局の上層部にも存在していたり、あまつさえ、ヴィヴィオやギンガのように身近で親しい存在までもが「向こう側」へと取り込まれてしまう……つまり、こちら側へ引き寄せる以前に、敵と味方の線引きが曖昧になっているのは事実。スカリエッティ一味もまた、けっして一枚岩としては描かれていない。
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魔法少女リリカルなのはStrikerS 第18話 「翼、ふたたび」 感想

なのは&フェイト
絵コンテ:櫻井美知代
演出:笹木史郎
作画監督:鈴木佐智子・清山滋崇

 新OPきた! シリアスな雰囲気で、なかなかカッコいいです。とくに、フェイトが凛々しくて嬉しいかも。
 なのはとヴィヴィオの関係を強調する一方で、スバルがずいぶんと主人公っぽく描かれている。今後、誰が主人公というよりは、シリーズを通じてこの作品がもともともっている、群像劇としての色がより強まるとみた。
 もちろん、「大切なものを取り返したい」という点で重なる、なのはとスバルの戦いに焦点があたるのは間違いないだろうけれども。

 あらすじ:
 ヴィヴィオとギンガがさらわれ、機動六課の隊員たちも傷を負った、テロ事件の翌日。状況の報告を受けた後も、普段と変わらない様子で、事後の対応にあたるなのは。
 シグナムの計らいで現場を抜け出し、病院へ見舞いに訪れたティアナ。姉をさらわれ、みずからも傷ついて落ち込むスバルを励ます。さしあたって、六課の任務はレリックの捜索から、スカリエッティ一味の追跡へと変更されるだろうとのこと。そうなれば、チームでギンガたちの救出に向かうこともできるはずだ、と。
 スバルの父・ゲンヤは、なのはたち機動六課の面々とその関係者に対し、戦闘機人事件と、そこに深くかかわる自分たち一家とについて、説明していた。スバルとギンガは、今は亡き妻が捜査官として、事件の追跡中に助けた、戦闘機人の実験体だった。それを引き取り、自分たちの子どもとして育ててきたのだ。
 一方、テロ事件での失態にも、めげることはないはやて。レジアス中将の副官・オーリスに対し、中将がスカリエッティと通じて、戦闘機人や人造魔導師の量産計画を秘密裡にすすめていたのではないかという疑いをぶつけていた。だがオーリスは、聴取や捜査に必要な文書をそろえてきてからだと突っぱねる。
 当のレジアスは、これまで重用してきたスカリエッティに裏切られ、窮地に立たされていた。
 夜、ひとりでヴィヴィオの身を案じていたなのは。そこへやってきたフェイトに、「今すぐにもヴィヴィオを助けにいきたい」と、押し隠していた心情を吐露する。「二人できっと助けよう」と誓うフェイト。
 だが、そのころヴィヴィオは、スカリエッティによってレリックの移植を受けていた……

 レジアスが、あからさまな悪党面なのは見ればわかることだが、よりにもよってスカリエッティと通じていたとは……
 第6話でフェイトが、ガジェットの残骸データから、時空管理局によって保管されているはずのジュエルシードを発見している。そのジュエルシードの入手経路が疑問点のひとつだったのだが、それもレジアスとスカリエッティのつながりから説明できるだろう。
 気になる点として、スカリエッティは、レジアスから他に何かを引き出しえたのだろうか?

 スバルとギンガが、戦闘機人であり、つまりゲンヤの本当の子どもではないという事実。ここにもまたひとつ、血のつながりによらない家族の形がある。
 以前ティアナが、スバルをささえる家族の存在を羨ましく思うという描写があり、めぐまれた環境にあるスバルに対して、自分の身の上を引け目に感じているものと私は解釈していた。だが、スバルが戦闘機人であることも含めて、ティアナはナカジマ家の事情を知っていた様子だから、本当に「優しい家族がいていいな」という言葉どおりの意味しかなかったのか……
 その、ものの見方というか発想こそ羨ましい。こういう人々に囲まれているからこそ、なのはさん一家も普通に受け入れられているわけだ。

 可哀想になるほど落ち込んでいるスバルを、ティアナが励ます場面も、とてもいいと思った。
 もともと良いコンビではあるのだが、いつだったかなのはがフェイトに対して言っていた、つらかったり悲しかったりする気持ちを分け合えるということ……スバルがどんなときでもティアナの味方をしてきたように、ティアナも相方のことを自分のことのように考える、そんな関係なのが伝わってきた。

 ラストで、ヴィヴィオを心配して泣いているなのはを、フェイトが抱き寄せて励ます場面が、スバルたちのそれらの描写ときれいに対応している。だが、拘束されて泣き叫ぶヴィヴィオの前に、私のあらゆる邪念は一掃された。
 スカリエッティめぇ……いたいけなヴィヴィオになんてことしやがる! といっても、レリックを移植というのが、具体的に何をすることなのかがよくわからない。あまり想像もしたくないが……
 なのはの娘にこんなことをして、スカリエッティがタダでは済まないのだけは確信できる。でもその前に、なのはを支えようとするフェイト自身の身辺にも、何か嫌な兆候があるんだよなぁ。
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魔法少女リリカルなのはStrikerS 第17話 「その日、機動六課(後編)」 感想

スバル
絵コンテ:草川啓造
演出:中山敦史
作画監督:橋本貴吉

 うっわぁあああギンガさんが! ギンガさんが!!
 驚くほど出血していたが、ナンバーズがしっかりさらっていったからには、生きてはいるのだろう。生きてはいるのだろうが、あれはショックだ。スバルがブチギレるのも無理はない有り様だった。

 今回のあらすじ:
 管理局地上本部、及び機動六課の「無血」制圧を目的とした、ナンバーズらの攻撃は熾烈をきわめる。
 新人たちは、戦闘機人による襲撃をしのいで合流地点に到達し、隊長陣からあずかっていたデバイスを、首尾よく届けることができた。しかし直後、姉・ギンガとの通信が途絶えたことに気づくスバル。一方、ロングアーチが敵の襲撃をうけていると知らされたフェイト。そこで二手に分かれ、なのは率いるスターズ分隊はギンガの安否確認・襲撃戦力の排除にあたり、フェイト率いるライトニング分隊は六課へ帰還することになる。
 気が急くあまり、なのは・ティアナらに大きく先行したスバルは、血塗れで倒れているギンガの姿を目の当たりにする。その姉を取り囲んだ戦闘機人たちに、怒りを爆発させたスバルは、目の色が変化し、尋常でない力を暴発させる。しかし、ナンバーズの連携の前に、ひとりでは姉を取り返すことはかなわず、ギンガは連れ去られてしまう。
 一方、シャマル・ザフィーラの抗戦もむなしく、ナンバーズの侵入を許す機動六課。結果として、ギンガにつづいてヴィヴィオも、敵に奪われてしまう。とどめを刺すかのように、六課の本部施設の破壊を警告するガジェットドローンの群れに対して、悲しみにくれるキャロ。彼女はついに竜騎・ヴォルテールを召喚し、敵に火炎を浴びせる。
 そのころ、地上本部には、勝利を宣言するスカリエッティからの通信が届いていた。

 ナンバーズのメンバーいわく、ギンガは「タイプゼロ・ファースト」。スバルもまた戦闘機人だったらしい。こちらがセカンドか? 二人とも、これまで気づいていなかったのだろうか?
 こうなると、父親との関係もわからなくなる。
 また、激昂して覚醒(?)したスバルの力は、ナンバーズをもねじ伏せうるほどのものらしい。

 指揮系統の麻痺により、一方的に蹂躙される時空管理局側──という今回の構図。ストーリーも山場にさしかかり、不吉な予言が成就するという形で、なのはたちの守りたかったものが、いちど徹底的に破壊されることに。
 息もつかせぬ展開に、やはり戦況は拮抗しているか、もしくは不利なほうが盛り上がると感じた。とても面白かった。

 目の前で姉を傷つけられ、さらわれた、スバルのショックも相当のものだろう。だが、なのはとフェイトは、ヴィヴィオがさらわれたことをまだ知らない。ヴォルケンリッターも倒され、機動六課の隊員たちの多くが傷ついた──その現状を目にしたはやては、どう対応するのだろうか? いずれにせよ、スカリエッティの口にする「無血」だの「人道的」だのという言葉には、はらわたが煮えくり返りそうだっただろうなぁ。
 それらを受けて、次回でどのようなフォローがされていくか、続きが気になる。
関連タグ: アニメ 魔法少女リリカルなのは

魔法少女リリカルなのはStrikerS 第16話 「その日、機動六課(前編)」 感想

指きり
絵コンテ:友田政晴
演出:古川政美
作画監督:倉橋希

 「地上本部崩壊の予言」が指し示した9月11日──の翌日、に行われる公開意見陳述会に向け、前日夜から地上本部の警備にあたるなのは達。
 しかし陳述会の開始早々、地上本部を狙うスカリエッティ一味が動き出した。クラッキングによるシステム異常にはじまり、本部は内外からの一斉攻撃を受ける。さらに本部を取り囲んだガジェットによる、AMFの同時展開によって、内部では魔力結合・通信も不可という状況に陥る。
 内部に閉じ込められた形になる隊長陣。持ち込み禁止の規則に従い、隊長たちのデバイスを預かっていたスバル達が、救援に向かう。中のなのはとフェイトも、彼らとの目標合流地点へと急ぐ。一方、残ったヴィータとリインは、本部に急接近するガストとアギトを迎え撃つ。
 そしてルーテシアは、未確認のレリックと聖王の器とが保管されていると思われる、機動六課へ。

 やっぱり、アニメに出てくるおっきな建物は、派手にぶっ壊すためにあるんだよねー! と思いつつ、なのは達と一緒に潰れてしまっては元も子もないので、このまま予言が的中してしまうのかどうかが心配なところ。
 ヴィヴィオと指切りして約束したことが、後になってどういう意味をもってくるのだろうか。
 隊長陣はじめメインキャラはともかくとしても、ギンガさん辺りはすごく危ないと思うよね……個人的に。お母さんが死んでお姉さんまで、ってスバルが可哀想すぎるんで、それはマジで勘弁して欲しい。

 ところで、演出、というよりも構成が手堅すぎて、「一挙にすべてが崩れだす」という緊迫感に欠けるのは残念な点。ミッション開始前後の敵側の描写をいっさい省いて、クラッキング開始とほぼ同時に地上本部が砲撃される→ビルの崩れた部分から黒い煙が……→ぼう然と見上げるスバル達、という流れにでもしたほうが衝撃的だったのではないか。もちろん、世界貿易センタービルを念頭に置いているのであって、あからさますぎると言われればそれまでだがw
 敵の顔が見えない、何を狙っているのかもよくわからない、という状況は理不尽に恐ろしいものだし、最初に視覚的なダメージが欲しかったというのもある。
 手堅いのが不満というのも、贅沢といえば贅沢な話ではあるか。
関連タグ: アニメ 魔法少女リリカルなのは

魔法少女リリカルなのはStrikerS 第15話 「Sisters&Daughters」 感想

なのは&フェイト&ヴィヴィオ
絵コンテ:福田道生
演出:畠山茂樹
作画監督:大城勝

 ママたちに駆け寄ろうとして、お約束どおり、ポテッとコケるヴィヴィオ。目にいっぱいの涙をためて訴えかけるも、あわてて助けようとするフェイトママを、なのはママが素早く制止。
「ケガしてないよね? がんばって、自分で立ってみようか」
なのは、さっそく愛娘相手に教育ママモード発動……するも、倒れたままのヴィヴィオの目から溢れた大粒の涙に、見守るフェイトちゃんの理性もここまで。
「なのは、ダメだよ……ヴィヴィオ、まだちっちゃいんだからっ!」
そう言ってヴィヴィオに駆け寄ってしまうフェイトに、出鼻をくじかれた形になるなのは。
「もう〜! フェイトママ、ちょっと甘いよぉ」
「なのはママは厳しすぎですっ!」
で、画像のシーン。

 私には見える。全国のなのフェイ好きが、口をあんぐりさせてこの場面を見守っている光景が。
 フェイトがなのはに異議を唱えるというのも珍しい光景だが、なんといっても娘の教育方針の違いで対立しているわけだからなぁw しかもお互いに、てらいもなくママと呼び合って……もうどうしろと言うのか。
 なのは&フェイトも19歳になったことだし、そろそろガチ百合展開が……と思ったら、本編では子育てが始まってしまった。これは私にとっては面白すぎる展開だといわねばならない。ヴィヴィオもホント可愛くて、このアニメにかぎっては、シリアス展開なんてもういらないじゃん! といいたくもなる。
 次回以降、地上本部の公開意見陳述会と関連して大きな動きがありそうだが、あまり悲しい展開にはしないでほしい……

 それにしても、リリカルなのはにはユニークな家族が次々と登場するので楽しい。主なところで、最初はなのはの実家も少し不思議な家族関係だと思ったが、フェイト周辺はかなり複雑だし、八神一家にいたってはその繋がりをどう説明すればいいのかからしてよくわからない。そして今回、ヴィヴィオがなのはとフェイトの娘になっちゃったという。
 家族にもいろいろな形があると思えば、それなら家族という関係の本質にあるものってなんなんだろうなーとか考えが広がる。友愛と同様、家族愛こそが、このアニメの大きなテーマではあるのだろう。

 家族といえば、今回、スバルの姉・ギンガが、六課へ出向となった。朝練の際、「スバルの成長ぶりを確かめてみてほしい」というなのはの計らいで、スバルと一対一の模擬戦に臨むことに。
 ギンガさん可愛いなぁ、お姉さんらしさと凛々しさがうまく両立している。スバルとの仲良し姉妹っぷりも微笑ましい。これから出番が増えるといいな! って、何か非常にあやうい気配が漂っているのはきっと気のせい。
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魔法少女リリカルなのはStrikerS 第13・14話 感想

フェイト&ヴィヴィオ

 13話の感想を書き忘れていたので、二話分をまとめて。
 なのはとフェイトはホントに同衾していたんだなぁとか、いや、そんなことはもはや問題ではなく、ちょっと刺激的すぎる家族の光景に仰天……
 以前、「ヴィヴィオはさほど重要なキャラではなさそう」などと書いてしまったのは、いくらなんでも見る目がなさすぎだったと猛省しておりますw

 なのはもフェイトも齢19にして、あちこちから身寄りのない子どもを連れてきちゃうっていうのは、甲斐性ありすぎて逆にどうなのよと思わなくもない。ないのだが、

フェイト「そう。なのはがママになってくれたんだ?」
ヴィヴィオ「うん」
フェイト「でも実は、フェイトさんもちょっとだけ、ヴィヴィオのママになったんだよ」
ヴィヴィオ「?」
フェイト「『後見人』っていうのになったからね。ヴィヴィオとなのはママを、見守る役目があるの」
ヴィヴィオ「……なのはママと、フェイトママ?」
なのは「うん!」
フェイト「そう」
ヴィヴィオ「あ……ママ……」
なのは・フェイト「はーい♪」

 …………!?

 もう何も言うまいw というより何かうまく表現できないんだけど、さすがにこの展開は予想の斜め上すぎるよ! 二人のママに、小さくて可愛い女の子……ものすごく新感覚のトキメキを感じてしまった。

 朝、なのはが目を覚ますと、そこにはフェイトの寝顔。傍らにはヴィヴィオが、なのはにしがみつくようにして眠っている……やがて離れてしまったなのはを、寝ぼけたまま捜しはじめるヴィヴィオ。それをなのはがそっと抱き上げて、フェイトの横に寝かせてあげると、眠ったままのフェイトが自然に抱き寄せる。それを見て思わず微笑み、二人に毛布を掛けてあげるなのは……
 という冒頭の場面からして、悶絶するほど素敵だ。まさに幸せな母親の朝だ。三人で手をつないで朝ごはんを食べにいく姿とかももう……もう勝手に世界一幸せになってくれ!

 さて、そして、レリックへの対策を表向きの理由とする、機動六課の設立。その裏側にあったもうひとつの理由──ロストロギアをきっかけに始まる、管理局地上部隊の壊滅と、管理局システムの崩壊を示唆するカリムの予言──を、地上本部の動向に絡んで、知らされることとなったなのはとフェイト。
 その予言に従い、地上本部の万が一の危機に備えて、機動六課は始動したのだった。当の地上本部のトップ・ゲイズ中将が、何の手も打とうとしないのみならず、六課を敵視し、叩く機会を窺っているというのも皮肉な話……それに対し、本局側も表立っては手出しができないでいるという抜き差しならない状況であり、当然、はやてにかかるプレッシャーは大きい。
 闇の書事件で味わったような悲しみを、他の誰にも味わわせたくない。そのために命を賭けるというはやての決意は、周囲からすればどこか、生き急いでいると映ってしまっていた。

 ここにきて、ひたすら前向きに突き進んできたはやてにも、壁らしきものが見えてきた。ひとり密かに思いつめていることが、後になって思いがけない落とし穴となってしまったりするのかもしれない。それでも、はやてなら大丈夫だろうという気が私にはする。
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魔法少女リリカルなのはStrikerS 第12話 「ナンバーズ」 感想

なのは&女の子
絵コンテ:杉山正樹,演出:園田雅裕,作画監督:倉橋希

 ティアナたちは、アギトらに追い込まれながらもヴィータ・リインと合流し、形勢を逆転する。取り逃がしかけたルーテシアとアギトを逮捕したのと時を同じくして、レリックと、それを運んできた女の子(=マテリアル?)を搬送中のヘリが砲撃を受ける。
 寸でのところでヘリを守ったなのはは、砲撃したスカリエッティの部下・ナンバーズを追う。ヴィータたちからケースを奪ったうえで逃げおおせるナンバーズだが、当のレリックは、ティアナの機転によってキャロに預けられていたため無事だった。
 ラストで、保護した少女を見舞うなのは。

 ナンバーズというのは、スカリエッティの秘書のお姉さんを含む、姉妹たちのようだ。ちょいワクワクしてきた。
 次から次に敵キャラ登場で、正直いって混乱してしまうが、背が高くて男っぽい人(名前がわからない)のお尻に思わず目を奪われた……良いお尻をしていらっしゃる。

 ヘリが砲撃されたシーンではビックリしたものの、その辺りの演出がいまひとつだったのもあり、正直「新たな敵が登場!」みたいな盛り上がりには欠けたと思う。結局は、六課側が目的を完遂した形になっているしね。
 レリックだけでもいったん奪われていればバランスがとれたのかもしれないが、それは八神はやて、ひいては機動六課の失点になるわけで。彼らの存在をこころよく思わず、足元をすくおうと目論むお偉いさんも出てきているので、構成としてはそれもできなかったんだろうなぁ。

 にしても、あの「マテリアル」とよばれていた女の子と、なのはにはそれなりに絡みがありそうで気になる。最終的に、フェイトのみならずなのはまで、子ども引き取っちゃったらどうするよ。もうでっかい家建てて皆で住むしかないじゃん?
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