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微熱

 「女同士の快楽チェック!」なる特集が組まれていると聞いて、『微熱 2006年 07月号』を買ってきました。レディースコミックなんて手にとるのは、中学生のころに部室で友達と回し読みしたりして以来のことかもしれない……

 内容は、良くも悪くもこの手のコミック誌のイメージを裏切らない感じでしょうか。値段分は十分楽しめました。

 一作品を除いて道具を使ってエッチしてること。そして、レズビアンの手でノンケがレズに目覚める、または人妻同士が満たされない欲望を補うために…というふたつのパターンに集約されること。この辺りが、楽しめるかどうかを分けるポイントでしょう。

 特集以外の漫画も読んでみたんですけど、個人的に一番面白かったのは、その名も「愛のサンバ」なる非レズ漫画だったりします。

熱いいいっ!フィナーレが来る…彼と私の熱い…永遠に続くフィナーレが突き上げてくる…


とか、他のエロ漫画なら「もうダメ、イッちゃう〜」で済ませちゃうようなモノローグが濃すぎ。この後に、ご主人様と散歩中の奴隷同士を公園で交尾させる話が続いてたりして、ある意味カオスだなと。
関連タグ: 漫画 ビアン レズビアン

ストロベリー・パニック 第8話 「紫陽花」

 ストパニは回を重ねるごとに、続きが楽しみになってきました。今日になって録画を見たんですが、今回も渚砂を巡って相合傘に執着する人々や、特に渚砂と同じ傘に入って初めて、自分の傘が大きすぎることに気付いて、憂鬱な表情を浮かべるエトワール様が面白かったです。

 ル・リムの籠女も加わって、順調に渚砂のハーレムが形成されていっているわけですが、どうしてこうハーレム好きなんだろうなあ。露骨なのも嫌いじゃないんですけど。スピカでいうと、

天音⇔光莉←夜々
   ↑
   蕾

が今作られつつある相関図なわけですけど、個人的には、

天音←光莉←夜々←蕾

の方が好みなんですよ。光莉みたいにボーッとした子がモテモテなのもよく理解できないですし……

 それはさておき、私は夜々ちゃんが一番好きです。最初に光莉の危機を察知していながら、白馬の王子様に先を越されて駆けつけることができないという、かませっぷりがたまりません。女ばかりの設定ではやりにくい、切ない片思いキャラを真正面からやっているし。微妙にキャラが薄い王子様なんて倒してしまって、光莉とくっついてくれたらいいのになあと思います。
関連タグ: アニメ ストロベリー・パニック 百合

王立宇宙軍

 暇だったので、いつか見よう見ようと思いながら見ていなかった王立宇宙軍〜オネアミスの翼〜をレンタルしてきて見ました。感想は……前半はひたすらだるかったんですけど、中盤以降は面白かったです。シロツグがリイクニの家に転がり込む辺りは好きですね。ですが正直、好みに合いませんでした。

 経た時間の分だけ、古びてしまったアニメだと感じました。とはいえ、もう一度見返せば、また違う感想を持つかもしれませんね。
関連タグ: アニメ

舞-乙HiME 第2回キャラクターファン投票 結果発表

http://www.my-zhime.net/event/index.html

 正直もう忘れかけてましたけれども、発表されてました。うーん、8位……微妙?

 と思ったけれども、改めて上位10人の面子を眺めてみると、むしろトモエがこの位置につけているのは意外かもしれない。あまり新味がない顔ぶれというのもありますし……前作キャラとの比較でいうと、ナオ・チャンの人気が急上昇してるなあと思うくらいで。ナオ・チャンはなんだろう、前作と毛色の変わった「アネゴ肌の実はいい人」なキャラと、あと学園長との絡みがポイントになったとみました。

 男キャラには興味ないのでスルーで。

 むしろ、10位以下のキャラを公開してくれれば、そちらの方が面白くて、色々語れるような気がしますね。それかいっそ、「キャラクターアンチ投票」をやってほしい。本編で一番むかついたキャラに一票。もちろん、トモエ様がぶっちぎりで1位ですよ。私も今回と違って、欠かさず投票しますから。
関連タグ: 舞-乙HiME

シムーン 第8話 「祈り」

アングラス


 今回は重いエピソードでしたね。アングラスの、登場時にみせたはにかむような笑顔と、「迷っていても結論は出ない」とつぶやきながら自爆テロを決行する際の、狂気すら感じさせる歪んだ表情の対比が、とても印象的でした。

 しかし、ネヴィリルとアーエルのパル結成の回が、こんなへヴィなものになるとは思いませんでしたよ。

 迷っているのに無理に結論を出そうとする方がおかしい、と声高に主張するアーエルを、沈んだ表情で見つめていたネヴィリル。しかし、取り返しのつかない破壊の後で、炎に包まれたシムーンを眺めながら、アングラスの言葉とは裏腹に、答えを出す必要はないと言い放ちます。迷いが無い、迷っている場合じゃないと訴えるマミーナよりも、目の前の突発的な死に打ちのめされて、「分からない」とつぶやくアーエルの方をパルに選んだということ。これが、これまで引きこもり続けてきたネヴィリルの意思表明ということなのでしょう。

 アングラスをはじめとする嶺国の巫女が、どんな背景を抱えていたのかは語られていません。一体何が、アングラスをあのような行為に向かわせたのか。巫女として、自国の神への信仰によって命を賭した、というのが一応の正解のようにみえます。

 しかし、個人的には、寒波の影響で多数の死者が出るという自国の厳しい環境と、そして各国が欲するエネルギー資源を独占している宮国とに対する葛藤が、直接の動機になったと考えますね。「近い戦争」で登場した兵士と、基本的には通底するものがあったと。というのは、自身の神を相対化して語ることのできる視点を持っているのに、宗教的過激派とか狂信者などといった言葉を当てはめるのは、似つかわしくないと感じるからです。

 サブタイトルをみても、彼女たちにとって、祈ることは戦うことだった、と今回ほのめかされているように思います。シムーン・シヴュラたちも、出撃することを「空に祈る」と言い換えたりしていますし、それは同様でしょうが。そして、アングラスは死者のために祈る存在、ある意味では死者に縛られた人でもあったのでしょうから、この行動もまあ理解できるのです。その意味では、彼女は、パルを失ったネヴィリルに対比される形で出てきたキャラなのかもしれませんね。

 今回、アーエルの名前が「愛の中で最上のもの、つまり神への愛」という意味づけを与えられたことによって、大空陸そして宮国における神の存在もまた、大きくクローズアップされてきたと思います。アングラスの口から、テンプスパティウム以前にも古い信仰があり、今は複数に分かれた神々の、そのおおもととなる神の存在があったかもしれないと示唆することで、この世界が一挙に謎めいたものにみえてきます。この神……アーエルが祈りを拒み、そのために命を賭した巫女に対して「神への愛がなんだっていうんだ」とつぶやいた神が、もともとどういう存在だったのかが重要でしょう。基本的に「拒否」という態度によって特徴づけられるアーエルが、愛を意味する名をもつということの意味とともに。

 アーエルの出自や、誰が名づけたのかといったことも含め、次第に明かされていくのでしょうか。

 それにしても、ひとりだけ、アーエルの名前だけを呼ばなかったアングラスが、最後にあんな劇的な形でアーエルの名を口にすることになる。そして炎の中で、その本当の意味が明かされるという一連の構成は、とても巧みだったと思います。
関連タグ: シムーン アニメ

今さらメガミマガジン6月号買ってきた

 『シムーン』のキャラデザ・総作画監督の西田亜沙子さんのブログ読んでたら、シヴュラ人気投票に参加したくなったので買ってきた。アニメ誌はあまり読まないんですが、舞-乙HiME関連でもけっこう面白い記事が載ってたり、トモエ様の下着姿ピンナップ付いてたりして、結局毎月のようにメガミは買ってしまってるんだよなあ……

 シムーンの紹介記事がまた載るみたいなので、引き続きチェックしとこう。

 もちろんネヴィ様に投票しましたよ。放映開始前からお気に入りなので。同じアンケートハガキで、好きな女キャラ書けという項目があったので、そこにはトモエ様を書いときましたよ。トモエ様大好きです。「舞-乙HiMEって面白い?」と訊かれたら「微妙」と答えてしまうだろう私ですが、でもトモエ様はオススメしたい。あんまり分かってもらえません。でも大好きなのです。

 シムーンでは、ネヴィ様を除くと、新キャラのマミーナや、アルティ(妹)が好きというか気になる。あとアムリアも。屈折してて暗そうな子、危ない感じのする子が好きといえば、ある種の共通項が見いだせるような、ないような。毒気とでもいえばいいのかな。でも、どのキャラもけっこう満遍なく好きなんですよね。珍しく、主人公を好きだと思えるアニメでもある。

 アーエル×ネヴィみたいな、アンバランスゆえにバランスがとれているカップルは好きですね。『LOVELESS』のヤマト×コウヤをちょっと連想させられる。これにかぎらず、シムーンはキャラにもカップル(というかコンビ?)にもギャップがあって楽しいと思います。よく分かってる人が考えてるという感じ。
関連タグ: シムーン

シムーン 第7話 「公海上空にて」

ネヴィリル

 登場するなり、浴室に踏み込み体の関係を迫るマミーナを、眼光だけで威圧するネヴィ様。こわいです。

 あのアーエルでさえ言うことを聞かせることができないでいる頑固ヒロインだけあって、こんな目でにらまれてたら押し倒すなんてとうてい無理……むしろ、邪魔が入らなければさらに迫ろうとしていたらしいマミーナの、度胸というか向こう見ずを買いますね。拒まれたら、無理やりにでもやるつもりだったのかな?

 それにしても、前回の姉妹の回想シーンに続いて、生々しいシーンだなあ。シムーンに限らないけど、百合描写に、合意なきセックスというモチーフは欠かせないもののようになってきている感があります。一応合意はあるけど愛がない、強いられている、といったような派生型を含めると、わりとはっきりとした傾向がある。繰り返しあらわれるものには、意味を読み取ることができるようになります。

 これは、単にアニメにおける千歌音・静留の系譜に連なるものなのか、それとも以前からのエロ漫画・エロゲー等におけるレズエロのパターンをなぞっているのか、あるいは思い詰めたレズビアンは強硬な手段に出るものだというステロタイプのあらわれなのか。あるいは、BLの影響を受けている可能性もありますね。この辺は、一種の「お約束」という見方です。

 ふと考えたのは、同性愛とレイプの組み合わせによって、禁断性、背徳感、または倒錯性を演出的に強調するための装置なのだろうかということです。たとえば、ハリウッド映画では、レズビアンのキャラクターが悪役として登場することは昔から珍しくなかったということですから、別に日本のアニメに限った傾向ではないと思うのですが。ただ、両者を比較してみると、けっこう大きな違いがみられるので、単純に同一視することはできません。

 ちょっと特殊だなあと思うのは、アニメで女同士のレイプが描かれたときに、加害者の方が擁護される場合がわりと多いということですね。さすがにレイプという行為自体を正当化する意見はあまりみかけませんが、禁断の愛に思い詰めた加害者がこうした行為に及んでしまったことについて、同情的な感想をもつ人がけっこういるようだ、ということです。これは、男女間のレイプでは、まずありえないことだと思います。女同士であれば、レイプが破壊的なダメージを与えることはない、という認識に拠るものなのでしょうか。女同士で、どうやってレイプするの?とかまじめに訊いてくる人もいるくらいですからね。

 私自身は、理由はどうあれレイプはレイプだろうとしか思いませんけど。なぜか、百合キャラに対する感情移入の契機になっているフシもある……?いずれにせよ、ちょっと興味深い傾向ではあるなあと思います。

 話が逸れすぎです。しかもあまり関係ないです。

 今回も面白くて、けっこうどっぷりはまってる感じがします。キャラの名前を覚えて、愛着もわいてきたからなのか、些細なやり取りもいちいち楽しめる。新キャラも、オレっ子にはちょっとびっくりしましたが、マミーナはかわいいと思います。ちょっとトモエ様っぽいし。ただ、育ちにコンプレックスを抱いていて、そのことを隠さない分、毒がなくて親しみやすいキャラなんでは。百合姫連載の漫画版では、ツンデレ要員だしね。トモエ様はもっと、「お前実は目立ちたいだけでしょ!」ってツッコミ入れたくなるような、芝居がかったセリフ回しとナルシシズムが持ち味だから、その点似てないといえば似てないかなあ。

 あと、宮国がおかれている四面楚歌の状態が、実はシムーンに搭載されている「ヘリカル・モートリス」=エネルギー資源をめぐる政治的な争いに端を発していたり、けっこう現代的な問題を扱ってもいるんですね。
関連タグ: シムーン アニメ

シムーン 第6話 「傷と痛み」

 ネヴィリルが、とうとう本編でも引きこもり認定されてしまった……それに対し、部屋のドアを毎日容赦なく叩き、わめいているらしいアーエルの行動はどうなのだろうか?

 それでも、皆が腫れ物にさわるように彼女に接している中、アーエルの態度は、実は救いなのだともいえる。アーエルは個人的にネヴィリルを責めるようなことは言っていないし、そもそも相手の事情をどれほど理解しているのか怪しい。ただネヴィリルがいないことで、コール・テンペストが十分に機能していないということが不満で、これほど必要とされているのにもかかわらず、頑として閉じこもったままの彼女が許せないのだろう。

 ネヴィリルの葛藤は、これまでエリートとして栄光の中だけを歩いてきた彼女ゆえにも思える。本物の戦争という現実に直面したとき、ネヴィリルはそれに屈して、パルを失ってしまった。そのせいで、シムーンに乗り続けることも、逆に降りてしまうこともできない。そして今では、自分の選択が誰かを裏切り、傷つけることになってしまう気がする。たとえば、自分を思ってくれているパライエッタを。そうだとしたら、逆に何も選ばないこと、引きこもることで、そうしなくてすむのだ、とネヴィリルは考えていたのかもしれない。

 シムーン・シヴュラをやめない限り、誰も傷つけないで、誰の期待にも応えられる選択肢などなさそうだ。目的のためには、敵兵の死体を傷つけることも辞さないアーエルの姿を見ていたら、何と言っただろうか。

 アーエルも、ネヴィ様にこう言ってみるといいよ↓

カイム

「リ・マージョン……しよ?」
関連タグ: シムーン アニメ

シムーン 第5話 「白い孤独」

脚本:大和屋暁 演出:吉田俊司
絵コンテ:小滝礼 作画監督:志賀道憲、浜津武広


 ネヴィリルという求心力を失い、統率を欠いたコール・テンペスト。これを立て直すという使命を帯びて、新たに配属されたドミヌーラ。彼女と、彼女がコール・テンペストの新たな中心に据えようと目論む幼き天才・リモネとは、一見してパルというよりも母娘のようにみえてしまう。

 搭乗前のキスシーンもなんだか危険な感じが…

ドミ×リモネ


 実際、幼い頃から周囲に言われるがまま、シムーン・シヴュラとしての英才教育を受けてきたらしいリモネにとって、ドミヌーラは、リモネにシムーンに乗るように言った大人(おそらく母親)に代わる存在としてまず現れている。そして同時に、リモネがかつて失った、訓練生時代のパルに近いものとしても。

 指示に従わなかった、自分自身の判断にもとづく選択が、かつてのサジッタであるパルの命を奪ったという残酷な体験から、「選ぶこと」を徹底して回避しようとしているリモネにとって、ドミヌーラは逆らうことができない、逆らってはならない相手の代表なのだ。

 「私は選ばないことを選んでここにいる」と言い放つアーエルと、リモネの態度は、似ているようで似ていない。顔のある具体的な敵を前にして、戦うことにひるんでしまうリモネと、立ち向かうアーエルには、はっきりとした違いがある。

 今回、リモネ自身の、誰かの言いなりではない選択が、過去の忌まわしい体験を越えて成功したのは、もちろん、自身に匹敵するアーエルの才能があればこそだった。最年少でコール・テンペストに配属されたものの、仲間たちに失望を隠せないでいたリモネ。「誰よりも完璧なリマージョン」を求める一方で、現実には誰もついてこれる者のいない孤独な、つまり孤立した天才でしかなかったリモネは、新たなパルに対してではなくて、アーエルに何かを見いだしたのだと思う。

 リモネが無言のまま、ふとアーエルを見つめるラストシーンに、それが端的に表現されている。そして、だからこそ、リモネはアーエルとパルの関係を続けることはできない。

 この流れをみると、前半はコール・テンペストのメンバーである各キャラの内面を掘り下げ、それぞれの成長を描いていくような展開になるのだろうか。同時に、アーエルをはじめとする、他のメンバーたちとの関係性も描写されていき、コール・テンペストの復活につながっていくと。そうなると、ネヴィ様の復活は、まだまだ先の話のようorz
関連タグ: シムーン アニメ
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