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[ゲーム] SIMOUN 異薔薇戦争〜封印のリ・マージョン〜

SIMOUN 異薔薇戦争〜封印のリ・マージョン〜
http://www.mmv-i.net/game/ps2/simoun/index.html

 シムーンのゲーム版公式が正式オープンしてますね。

 ストーリー紹介にて「プレイヤーはアーエルとなり」と明記されてますから、主人公はアーエルで決まり。立ち絵は使い回しですか?今のところ、新規といえるゲーム画面(SLG部分は除く)が出てないのが気になる。あと、キャラ紹介にマミーナとユンがいないのはどうしてでしょうか。

 しかし気になるのは、ゲーム本編よりもむしろ、限定版4大特典+予約特典の方だったり。ゲームが地雷だった場合を考えに入れると、やはり買うなら限定版だなあ。

 というか、「舞-乙HiME〜乙女舞闘史(仮)」の発売がジワジワと延期されてるので、色々予定が狂ってしまって困ってます。早く何とかしてください!!
関連タグ: 百合 ゲーム シムーン

[感想] シムーン 第17話 「遺跡」

ネヴィリル×アーエル

 EDが流れ始めたとき、「うーん……分からん!」と呟いてしまった。まさに、謎が謎を呼ぶ展開。
 
 神への愛に命を捧げた嶺国の巫女・アングラスの遺体が、宮国の聖地である遺跡で発見される。これは、テンプスパティウムと彼女が信じる神とは同一のものだった、という彼女自身の口から語られた説を裏付けるとみてよいのだろうか?それに、宮国で埋葬されるということは、少なくともこの遺体は遺跡から外へ持ち出すことができるということであり、遺跡内部の異空間での幻影の類ではないと。それなのに、例の爆発の規模に対して損傷が小さすぎる。翠玉のリ・マージョンで消失したシヴュラの手がかりが得られるのかと思いきや、どうして彼女が現れたのか……この遺跡の形状自体も、非常にミステリアスだ。まるでクレーターだけれども、どうしてこのような凹地が出来たのか。

 さらに、テンプスパティウムとは、遺跡の奥で遭遇したオナシアの言葉によれば、
■テンプス=時の流れ(時間)を見届ける
■スパティウム=人々の居るべき場所(空間)を示す
にそれぞれ対応してその二つが対となり、人々に限りない恩恵と恐怖を与えてきたという。これと、一対のヘリカル・モートリスは時間力と空間力を制御するとされる、というワポーリフの解説、そして、神の乗機であると同時に悪魔のようにも映るという、シムーンの両義的なありかたとの類似性がまず指摘できる。

 そして、そのテンプスパティウムと深く結びついているらしいオナシアは、「私はどこにでも居る。そして、どこにも居ない」と謎かけのように語る。遺跡においては、「すべての時と場所が、すべての呪縛から解放されている」。オナシアは、時間と場所を超越して遍在する存在なのだろうか。どこにでも居るからこそどこにも居ないという逆説、それは神(的なもの)のありかたに通じるものがあり、また「あの世」はあるのか、ないのか?という問いにせまるものでもある。たとえば「あの世」があるとすれば、遺跡の内部と似たような構造なのではないか。

 ただこの遺跡の内部は、この世にそのまま接続されている(その逆の言い方のほうが正確かもしれないが)わけだし、むしろあの世とこの世、過去と現在(もしかしたら未来も)が交錯する地点というべきかもしれない。そんな場所は、もはや「どこでもない」。それから、アーエルの言葉を信じるなら、宮国の人々に性別化を施してきた泉の、文字通り"源泉"が存在する場所でもあった。各所の泉はここにつながっていた(どのレベルで、かはよく分からない)ということだろう。遺跡を守るように出現した黒いシムーンといい、ストーリー上の不確定要素が、ここにきて一挙に噴出してきた感がある。

 ふと思ったのだが、アーエルが泉へ行かずにシムーンに乗り続けている理由は、「じいちゃん」と関係があるのではないか。もっといえば、じいちゃんとの再会が目的なのではないかと思えた。彼女はそのじいちゃんから、重要な秘密を明かされていたようだし、さらに形見である風琴の謎めいた動作をみると。

 にしても、泉でオナシアに遭遇する場面のBGMの使い方がとても好きだった。ショッキングな場面にそぐわない音楽を付けて、ズレの感覚によってシュールな効果を与えることに成功している。タンゴの次はワルツか!

 それから、ことのほか冒頭のネヴィリルのモノローグが熱かった。実は激しい人なんだよね。アムリアと翠玉のリ・マージョンを忘れようなんて浅はかだった、というその認識は正しいと思う。シムーン・シヴュラとしての責任と決意という点においてのみならず、精神的な安定を得る意味でも。本当につらいことは、忘れようとすればするほど、思い出してしまったときにそのギャップから強烈な揺り返しが起きるものだ。

 急に攻めに転じたネヴィリルに少々困惑するアーエル。確かにこの変わりようは、わけが分からんだろうなwあのキスは好意の証というよりも、「一緒にドアを開けよう」というアーエルの以前の言葉(とキス)に対する応答としてあったのだと思う。良いキスシーンだ。でもキスしながら、二人とも目を見開いているのはどうなのだろうかとちょっと思った。
関連タグ: 百合 アニメ シムーン

視聴アニメリスト

 アニメ新番組チェック 以降の視聴アニメリストを更新。

■最終回まで視聴

涼宮ハルヒの憂鬱
http://www.haruhi.tv/

獣王星
http://jyu-oh-sei.com/

■視聴中

ARIA The NATURAL
http://www.ariacompany.net/

シムーン
http://www.simoun.tv/

ストロベリー・パニック
http://www.strawberrypanic.com/

■視聴予定

N・H・Kにようこそ!
http://www.kadokawa.co.jp/hikky/

Project BLUE 地球SOS
http://www.projectblue.jp/

貧乏姉妹物語
http://www.toei-anim.co.jp/tv/binboushimai/

シュヴァリエ
http://www.chevalier.tv/
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[感想] ストロベリー・パニック 第16話 「舞台裏」

エトワールさま

 エトワールさま、男装お似合いですねえ。素敵です。

 千華留さんはカルメンの衣装も演技も様になっていたし、要さんたちも大活躍(?)だったし、それを箒と権威でねじ伏せるスピカ生徒会長といい、見ごたえは十分でした。

 最後の締めはやはり主人公でしたね。ドン・ホセが激情からカルメンを刺し殺してしまうシーンは、作画も演出も力が入っていてとても良かった。渚砂の舌足らずな甘い口調ではいまいち迫力に欠けるので、ラストの絶賛につなげるためには「それキャラ違うだろ」ってくらいにガラッと変えた演技にしてみても良かった気がするけれど(中の人は「ぅあんたがやったんじゃない!!」とか「嘘だッ!!」とかお得意ですし)、それだとまた違うアニメになってきちゃうからこれでいいのかな。

 ラストシーンではエトワールさまと渚砂がまた良いムードになってましたけれども、今後この人たちはどうなっていくのでしょうか。私は今ではすっかりエトワールさまのファンなので、渚砂とハッピーエンドを迎えてもらいたいような気はしますが、そう一筋縄には行かない感じもしてます。何より玉青ちゃんは、夜々以上の不確定要素だと思いますし、エトワールさまの側にもミアトル生徒会長の存在がありますしね。

 そういえば、DVD1巻がちょっと前に届きました。これで、リアルタイムでレビュー書けてない分も補完していく予定。
関連タグ: アニメ ストロベリー・パニック 百合

[感想] ストロベリー・パニック 第15話 「ヒロイン」

snapshot20060721214254.jpg

 面白い。単純に話の上だけでみれば、今まで見てきた中で一番面白かったかも。

 ここまで複雑に、各キャラの関係とその思惑を絡めて展開するエピソードって初めてだったのじゃないでしょうか。失礼だけど、キャラの数は多くても、それを十分活かし切れてないような印象を持っていたので。

 まあ、そう感じたのも、これまでのストーリーの蓄積があったからこそ、なのでしょうけどね。

 それに、サブタイトルから、エトワールさまのわがままで渚砂がカルメンに大抜擢される展開がくるとばかり思って見ていたので、千華留さま大抜擢にも驚かされました。スピカのこみいった政治状況を読み切った上での、六条会長の配役なわけですが、これはたぶん、玉青の脚本に示唆されてのことなのですよね。玉青は本当にやり手だな!

 うん。久しぶりにエトワールさまの出番があって良かった……押し倒したことは、一応なかったこととして接してるのね。渚砂とは。気まずくなったりしているのかなあと想像していたのですが。

 スピカの生徒会長の凸が強烈で、なんだか今回だけで突然キャラが立ったような気がします。あと、スピカの要と桃実のカップルがネタ抜きで好きなので、次回もこの三人の活躍を熱く期待します。
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[感想] シムーン 第15話 「一人、また一人」・第16話 「翠玉のリ・マージョン」

リモネ


 ドミヌーラとリモネによる翠玉のリ・マージョン、心の底から燃えた……でも、結果として二人は居なくなってしまったのですねorz

 話のつながりからいっても前後編という扱いだと思うので、まとめてレビューさせてもらいます。まず、ドミヌーラとリモネによる翠玉のリ・マージョンは、おそらく成功した。結果、何が起こったか。ネヴィリルの言葉を借りれば、何も変わらなかった。成功させたパルが、シムーンごと行方不明になってしまった以外は。

 現時点で、
◇アムリア・ネヴィリル→失敗→アムリアのみ操縦席から消失
◇ドミヌーラ・リモネ→成功→シムーンごと両名とも消失
ということでいいのかな。前者は敵機を巻き添えにしながら自爆に近い形になっていたわけだけれども、後者では敵を殲滅どころか、何も起こらなかったようにみえたと……完全に予想の斜め上を行きましたねw

 問題は、本当に何も変わらなかったのか、それとも何かが起きたのか、どちらなのか?という点。

 結論からいえば、何かが起きたのは間違いないと思います。第一話におけるアムリアの言葉を借りれば、「奇跡」が起きたのではないかと。ただ、何が起きたのかを、居合わせた誰もが理解できなかっただけなのではないでしょうか。そうでないと、結果として何も起こらなかったのだとしたら、それが明らかに成功したものとして描かれているのは意味をなしませんから。

 奇跡とは、人々を信仰に導くために神によってなされるもの、神のしるしと信じられるもの。そして、常識では測れないもののことです。しかし、今回、翠玉のリ・マージョンを描いて奇跡を引き起こすために、シムーン・シヴュラの側に何らかの犠牲なり代償が要求されたということだろうか?ドミヌーラとリモネの、幸福そうな、喜びに満ちた表情を見ると、そうも言い切れない気がしますが。そして、その先には希望。その希望をこそ、ドミヌーラはおそれていたのだという。

 ドミヌーラがシムーンを解体した内部に見出したのは、「抱いている誇りを破壊し、信じるものを打ち砕かれ」るような何かだった。だが、「信じるものがなければ、人は大地に立つことすらできない」。それなら、ドミヌーラは何を信じて、何のために翠玉のリ・マージョンを決行したのだろうか。リモネのため、自分を必要だと言ってくれるパルのため、そう信じて、だ。

 テンプスパティウム神の偶像を破壊した後で、ドミヌーラは確信を持って翠玉のリ・マージョンをなした。ここが、よく考えると不思議な点ですね。ドミヌーラはなぜ、それまでの自身の信仰を否定した(ようにみえた)後も、翠玉のリ・マージョンが描き出す奇跡を信じ、またシムーンは神の乗機であると信じ続けられたのでしょうか。

 しかし、その奇跡は、誰にも理解できなかった。認識できなかったと言った方が正しいかもしれない。たとえば、メッシスが窮地を脱することができたということをその「奇跡」だと仮定すると、翠玉のリ・マージョンが描かれたとき、ほぼ同時に、偵察に出たきりになっていたシムーン全機が無事帰還し、アルクス・プリーマまでもが援護のために出現した。こんな都合の良い出来事が重なるのは、それこそ奇跡としかいえないでしょう。つまり、翠玉のリ・マージョンは時系列を遡るようにして、まるで偶然を必然化するように効力を発揮したと考えられる。というのは、これらの現象が翠玉のリ・マージョンとほぼ同時発生したということは、翠玉のリ・マージョンをその原因と見なすことは時系列からいっておかしいですから。因果関係(原因と結果)といったようなア・プリオリな思考の枠組みを逸脱するものを、そもそも人は認識すらできない。そういう意味で、居合わせた人々は翠玉のリ・マージョンの引き起こした奇跡を認識できなかったのではないかと言いたいのです。

 重要なのは、何かが起こったが、それを誰も認識できなかったという点。奇跡の内容は仮定にすぎないので、実際のところ何が起きたのかは私にも分かりません。そして、ドミヌーラとリモネは、一体どこへ行ってしまったのでしょうか。

 ところで、ここへ来て、パラ様が気になりすぎて困ります。むきだしの人間くささがいとおしい。ネヴィリルに「私を行かせて」と言われた時、梃子でも譲らないで引き止めるか、せめて強引にでも同行することができなかったのは、いただけないけれども。守ろうとしたネヴィリル自身を押さえておくことができなければ、何のために必死になっていたのか分からない。露骨にネヴィリルを最優先している以上、コール全体を的確に統率・指揮することなど望むべくもないが、それならネヴィリルを庇護下に置くという点では一貫して筋を通してほしかった……でも彼女も、自身の非力を知り、次第に変わっていくでしょう。なんだか危ない方向に突っ走ってしまいそうな気配を漂わせてましたけどね。

 今回ばかりはアーエルの主張が正しくて、「ネヴィリルを守れる」なんて考えるのは思い上がりなんでしょうね。それはパライエッタにかぎらず、アーエルだろうと誰だろうと同じ事なのだと思います。たとえネヴィリルがそれを求めていても、やはり守ってあげる必要なんかない。「あんた如きが〜」はミエミエの煽りですけど、ネヴィリルを思う余り冷静さを失っているパラ様には、「じゃあネヴィリルは、誰かにいつも守ってもらわないと一人で生きていけないような弱い人間なの?」と問い返すことは必要だったと思うのです。なぜネヴィリルを信じないのか、信じながらここで自分のなすべきことをしないのか、と。信じないのなら、結局相手のことを自分と対等にはみていないのだと思います。むしろ、ネヴィリルを守ってやらなければならないと思い込むことで、パライエッタは自分の本当の欲望を誤魔化そうとしているんじゃないのかと。

 ネヴィリルはネヴィリルで、自分はアムリアにとってもアーエルにとっても「より高みを目指すための、道具でしかない」なんて言い出してしまいましたし。そんなことを言ったら、互いに高め合おうとするタイプの、ある種の恋愛・友情関係なんて成り立たなくなってしまうと思うのですが。少なくとも、死者は変わることがないので、ネヴィリルのアムリアに対する見方が変わったとしたら、変わったのはネヴィリルの方。アムリアはもう死んでしまっていて、抗弁もできないのだから、死んだ人に対する見方をそんなに安直に変えてしまうのはフェアじゃないですよね。
関連タグ: シムーン アニメ

近況報告

 交通事故に遭ってしまったorzむち打ち状態で、首がマジ痛くてやってられません。

 とりあえずアニメの録画も消化できてないので、これからぼちぼち見ていこうと思います。
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[感想] ストロベリー・パニック 第14話 「親友以上」

ストロベリー・パニック後期ED

 え?え?

「夜々ちゃん、ずっと親友でいてね……」

親友END!?玉砕ですか、玉砕なんですか?片思いキャラ好き期待の星の夜々ちゃんがぁ……なんかすごくあっさりかたづけられてしまった印象なんですが。そりゃ美しい友情話ではあるけど……夜々ちゃんホントにこれでいいの?

 しかも、光莉は初対面の相手の顔見るなり走って逃げ出すって、一体どういう子なのでしょうかw夜々ちゃんも全力で追っかけるし、いきなり押し倒すし、スゴイ出会いだったんだね。

 っていうか、暴走した夜々が光莉のおっぱい揉む手つきが、完全にエロアニメだったんだけど。とか、素朴な疑問だけれど、渚砂の隣室の子たちは新婚夫婦なの?とか、いろいろ言いたいことはあったはずなのに、EDに全部もってかれちゃった感が。

 おでこにチューか。かわいいけど、CD買うと大人のチューも見れるよ!とかじゃないとインパクト薄いんじゃないかなあ。前EDがあれだと、ね。メロディーも前の方がキャッチーで好きだった。毎回見てるうちに好きになってくるのかな。
関連タグ: アニメ ストロベリー・パニック 百合

[感想] シムーン 第14話 「冒さざるもの」

ドミヌーラ

 ドミヌーラは、解体されたシムーン(正確にはヘリカル・モートリス)の内部に、一体何を見たのだろうか?

 推測するためのポイントはいくつかある。第一に、翠玉のリ・マージョンに失敗した後、ねじれた操縦席からアムリア(の遺体)は発見されなかった。かといってワポーリフのモノローグを信じるならば、外へ放り出された可能性も同時にほぼ否定される。つまり、アムリアの遺体は回収されていないが、同時にシムーンの外にあるわけでもない。ということはどういうことか?

 次に、ラストで、シムーンの操縦席にいるアーエルが聞いた、誰かの泣いている声。シークエンスのつながりかたからして、ドミヌーラの見た何かと関連するものとみることができる。

 最後に、これは少し周辺的なことだが、ワポーリフが解体後のシムーンの内部に見た「らせん」。ドミヌーラは、ワポーリフの目には映らなかった何かを、泉へ行く前のシヴュラの特権として見ることができたと考えられるが、ワポーリフにも見えていた「らせん」が、ドミヌーラにはまったく異なる意味をもっていたという可能性もとりあえず提示しておく。

 らせん構造といえば、まずヘリカル・モートリスの外見的特徴。そしてDNAの二重らせんを連想するわけだが、実は後者を想起させる形状のものが、第二話で泉に入ったエリーの脳裏をかすめるイメージとしても登場している。ここで考えられるのは、「らせん」がこの作品において、何か重要な他のもの・ことの隠喩、メタファーとして機能しているという可能性である。

 なんとなく、もしネヴィリルが見たら今度こそ立ち直れなくなってしまうような超グロテスクなモノが、ドミヌーラの目には見えてたんだろうなあ……とは、誰もが想像するところだと思う。どんな形でかは分からないけれど。翠玉のリ・マージョンを描いたシムーン・シヴュラは、神への生贄としてシムーンに取り込まれてしまう運命にあるのだろうか?

 だがここで、反則気味ではあるが、ストーリーのゴールから逆算してみる。「ネヴィリルが、アムリアとは成功させられなかった翠玉のリ・マージョンを、アーエルと成功させる」という課題を達成することにより、三角関係から死者(アムリア)が排除されるというエピソードがクライマックスにくる可能性はやはり高いと思う。そのために用意された、超難易度の翠玉のリ・マージョンであり、アムリアの死だと思うのだ。

 そこから考えると、翠玉のリ・マージョンが、単にシヴュラが自らを生贄となすために要請されるリ・マージョンであるとするよりは、むしろネヴィリルにおいて、翠玉のリ・マージョンに再び挑む決意なくしては対処できないような問題を生じさせるものとして、ドミヌーラが見た「何か」が出てきたと考えた方がよいかもしれない。要するに、翠玉のリ・マージョンの成功の結果≠失敗の結果であり、成功させた場合には、何かまるで異なった結果が生じると。そしてアムリアが消えてしまったのは、単に失敗の結果なのである。

 今回は、ワポーリフの「神聖なるもの」に対する葛藤に焦点を当てるエピソードでもあった。

 シムーンが「ただの機械」であると知りながらも、人々は「冒してはならない神聖なもの」としてそれを敬愛してきた。遠い昔から、である。シムーンを戦争の道具として使い始めるはるか以前から、シムーンがただの機械にすぎないという事実を、人々は認識し、しかし同時にそれを敬い畏怖してきたのだ。それはなぜかといえば、ワポーリフの言葉によれば、「シムーンしかなかったから」である。これはどういうことなのだろうか。

 シムーンが単なる機械的なものでしかなかったとしても(実はそうでなかったということが今回ほのめかされたようにみえるが)、人々はシムーンを、すなわち「神聖なるもの」、信仰の対象となりうるような存在を必要とし、要請したからだ、と読むことができる。逆に、その必要性こそがシムーンを「神聖なるもの」たらしめたと。いや、そもそも「神聖なるもの」そのものが、いわばある種の機械、装置なのではないか。喜びや悲しみなどの情緒が、ある種の機械として、装置としてあり、引き起こされるのと同じように。信仰の対象が、人間の外側に実体的に存在してると思うのはまちがいだろう。

 宗教とは、大雑把にいってしまえば一種の集団神経症のようなもので、そこにおいては個人の神経症は治癒するというフロイトだったかの説もあるので、単に宗教を否定すればすむ、という問題でもないだろう。単に否定してしまえばすむと考えるのは、宗教の根深さを見落とすことだ。宗教はもっと人間の実際的な要求、必要性から出てきたものだと思うし、そうでなければ現代においても宗教絡みの争いが絶えない理由を説明できない。

 問題なのは、人はなぜ神(絶対性)を要請するか、という点だろう。仮にテンプスパティウム神が、シムーンと同様に機械としてあらわれたとしても、それが一挙に信仰の否定に結びつくかといえば、そうはいいきれないはずだ。今日の科学の発達によっても、宗教が駆逐されるにいたっていない、それどころかむしろ最近になって強化される傾向すらある、という事実をみれば分かる。神様がただの機械だったとしても、それで信じるのをやめられるわけじゃないのだ。これまで、ただの機械にすぎないと思われていたシムーンを、にもかかわらず人々が敬いつづけてきたようにだ。

 しかし、シムーンには、これまで知られていなかった秘密があるらしい。シムーンは、本当に「ただの機械」なのだろうか?

 にしても、ネヴィリルが案の定ふてくされていたので笑ってしまった。彼女は子供のときから、ちょっとでも納得いかないことがあるとその場に立ちつくして、引っ張っても一歩も歩いてくれなくなるタイプの子だったんじゃないかなあ。お菓子とかあげても絶対ごまかせないの。アーエルも、拗ねた顔が叱られた犬みたいでやたら可愛かった。
関連タグ: シムーン アニメ

メガミマガジン 8月号

Megami MAGAZINE (メガミマガジン) 2006年 08月号 [雑誌] Megami MAGAZINE (メガミマガジン) 2006年 08月号 [雑誌]
(2006/06/30)
学習研究社
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■ピンナップ

 これが目当てで買ったなんてとても言えない、シムーンのピンナップポスター。アーエル&ネヴィリル&リモネの水着姿。これって一体どういうシチュなの?

 アーエルがフレームアウト&フォーカス合ってないってので、ちょっと無理あるけど、アーエルが自分を撮る要領で撮った写真って設定なのかな。画面奥に、ネヴィリルのビキニのトップを持って立ってるリモネ、中央に、焦っておっぱいを手で隠しているネヴィリル。エロス。

アーエル「(あのさリモネ。そーっとネヴィリルの後ろに回って、ビキニの上取っちゃってくんない?)」
リモネ「(ど、どうして?おこられちゃうよ……)」
アーエル「(大丈夫大丈夫。お願い、この通りだから!)」
リモネ「(……アーエルがそういうなら……)」

ネヴィリル「──きゃっ!」
アーエル「ネヴィリル笑って〜、ハイッ、チーズ!!(パシャッ)」
ネヴィリル「あ、アーエル!?リモネも、何するのよっ」
アーエル「アハハ、いいじゃん減るもんじゃなし!」
リモネ「(アーエルってば、しょうがないなあ……)」

こんな光景が目に浮かんだり。個人的には、いじめっ子(アーエル)と片棒担がされてるチビッ子(リモネ)&いじめられっ子(ネヴィリル)って構図が萌え。にしてもネヴィのあられもない姿というか乳はスゴイ……

フロエ「アーエルってばなんでそんなにネヴィリルに拘るの?」
アーエル「一口でいえばおっぱいだ」

なんて言い出されても私は驚かないよ。

■記事

 ストパニ関連は当たり障り無く、特に目新しい情報はなかった。ただ、エトワールさまがツンデレでくくられてるんだけど……"クールエロ暴風"といい、ツンデレ特集に突っ込みたいからって無理ありすぎ。

 シムーン関連の連載記事。メガマガ恒例(?)ちちくらべでは、パラ様の魔乳に愕然。まにゅう〜?っていうか格付けごとのアオリ文句が異常にバカバカしくて笑えるwあと、リ・マージョンの基本的な解説あり。翠玉のリ・マージョンだけ難易度高すぎ……

 漫画は普通に笑えるけど、これのために毎月買うとかはない感じだ。

 後の方のページの短い記事が意外にネタバレ率高くて、先が気になって仕方なくなった。

 それにしても、あいかわらずエロい雑誌ですねえ。
関連タグ: シムーン 百合

舞-HiME 運命の系統樹 修羅

舞-HiME 運命の系統樹 修羅 舞-HiME 運命の系統樹 修羅
Windows XP (2006/06/30)
サーカス

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 結局買ってしまった。インストール完了。

 オススメのキャラ攻略順を教えてもらったが、無視して攻略サイトみながらなつきルートへ。修羅の攻略は見つからなかったけどPS2版でも大して変わんないよね。エロゲでもそうだけど、余程気に入ったタイトルでもなければコンプリートなんて目指さずつまみ食い程度にやるだけだから、とりあえずなつき攻略して静留編やって、面白かったら他ルートもやるってことで。

 今のところ、このゲームに期待してるのは鬱。HiMEでは静留が一番好きだから、一定の鬱を味わえそうだと踏んでるのだけれど、どうなのでしょう。
関連タグ: ゲーム 舞-HiME

異薔薇戦争

http://www.simoun.tv/news/index.html

 公式サイトに『シムーン』PS2ゲーム版の情報来てますね。ゲーム公式もプレオープンだそうで。

 やっぱオリキャラいるらしい。西田亜沙子さんがキャラデザなんですよね、どんなキャラなんだろう……他は大体、スタッフブログに書かれてた以上の情報はないようですが。

>タイトル:シムーン 異薔薇戦争 封印のリ・マージョン



変なタイトルきた!「茨」と掛けてるのだろうけれど、異薔薇戦争って……

カイム「ややっ!お前はぼくの、いもうと〜ッ!?」

って影絵が真っ先に浮かんだ私はどうすれば。少女革命ウテナね。
関連タグ: シムーン ゲーム
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