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アニメづくし

 たまりにたまったアニメの録画を消化しはじめた。すでに最終回を迎えたものは後回しにして、今、放映中のものを一挙に見た。

 原作もドラマも未見の『のだめカンタービレ』は、第五話くらいで見るのをやめてしまった。
 キャラのかけ合いなどは面白かったのだが、演出上の要点であるという意味では他アニメのアクションシーンにも匹敵するだろう、演奏シーンが見るにたえない。止め絵の多用は仕方ないとしても、たとえば、たえずリズムを刻んでいるはずの指揮者が、たっぷり数秒間は手をとめている(=止め絵に見える)同じ画面でいきなり顔を上げるなど、素人目にも明らかにおかしいシーンがあって萎える。ギャグか何かなのだろうか。指先の細かい動きなどは無理としても、いかにアニメ的に「もっともらしく」見せるか、少ない絵でもドラマを作るかが、演出家の力量ではないのだろうか。それに、音楽が重要な要素のはずなのに、音の使い方にもこだわりを感じられない。アニメ化にさいしての困難は想像できるが……
 音楽アニメではなく、たんなるラブコメとしてみるのが正解なのか。
 ただ、原作はそのうち読んでみたいと思った。

 『レ・ミゼラブル 少女コゼット』は、のだめとは別の意味でストレスがたまる。というのも、世界名作劇場らしく、不幸ものとしてよくできているからだ。悪役好きの私ですら、テナルディエ一家やジャヴェールには、嫌悪を禁じえない。徹底して基本に忠実な悪党が、こんなに腹の立つものだとは思わなかった。そのうえ悪役はともかく、味方の愛情や善意までもことごとく空回りして、主人公の不幸に結びつく展開……コゼットのような萌えキャラが、ひたすらひどい目にあう話なんて、一体どういう層にむけてつくっているんだ?と嘆きつつ、世界名作劇場というだけで回避不能。『ピーターパンの冒険』などの作品群を、小さいころに夢中で見ていた人なので。
 とはいえ『レ・ミゼラブル』の原作は子どものころに読んだきり、いい具合にストーリーを忘れているので、じつはかなり楽しめている。

 あとは『コードギアス』。「虐殺です!」にはけっこうなインパクトが。
 ユフィはある種、ナナリーに通じるような、ルルーシュとの関係性&イノセンスをもったキャラだった。しかし、生まれが彼女に与える絶大な権力は、彼女自身が望むとおりの「ただのユフィ」であることを許さない。にもかかわらずユフィは、現体制には反感をいだいていても、自身のもつ力の性質には疑いをいだかなかった。もとは同じところから発しているものだというのに。むしろユフィは、その力を「自分の望むとおりに、皆を幸せにするためにだけ使える」と信じていたような節がある。はたして、善人が、正義の味方が、権力をにぎれば、世の中はよくなり悲惨はなくなるのだろうか?あるいは、弱者の痛みを知るルルーシュなら?
 惨劇が起きたのは、ルルーシュのギアスが暴発し、ユフィに日本人殺しを命じたことが原因としても、そもそもユフィ自身に権力がなければ、そして善意にもとづくあの行政特区構想がなければ、ジェノサイドは起こらないか、小規模にとどまったはずなのだ。つまり、ユフィが無条件的な善意のために用いようとしていた同じ力が、たんなる手違いによって、大規模な虐殺を実行させてしまう。ルルーシュのギアスのように、絶大な権力は、ささいなきっかけから反転・暴発し、そしていちど動き出したら誰にもとめられない。ジェノサイドにいたる滑稽な経緯が、かえってその性質をきわだたせていると思う。一瞬にして万単位の人間を皆殺しにできるような力、それを命じうるような権力が、存在すること自体が問題なのだ。
 今後、ユフィへの「日本人を殺せ」という命令と、スザクへの「生きろ」という命令は、二人が再会することによって矛盾となりうるから、ふたりは殺し合いを演じるはめになるかもしれない。それがルルーシュの、より大きな罪になるという展開か?個人的には、姉であるコーネリアの動向が気になるところ。

 今は、4月からはじまる『魔法少女リリカルなのはStrikerS』にむけて、無印+二期をDVDで見てます。まさにアニメづくし。
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[PCゲーム] Nail 『天使憑きの少女 〜Related with "Present for you"〜』

 積みゲーを黙々と崩していました。
 といってもHDDの肥やしになっていたゲームが中心で、イチからプレイしたのは『天使憑きの少女』、『夏めろ』、あとinspireの同人ゲー『対ノ日』くらいか。どれも長くないので、サクッと終わりました。
【“[PCゲーム] Nail 『天使憑きの少女 〜Related with "Present for you"〜』”の続きを読む】
関連タグ: ゲーム 百合 ビアン レズビアン

[アニメ] OVA『舞-乙HiME Zwei』 第2巻 感想

 発売されてすぐに見てはいたのですが、感想を書いていなかったので、今さらのように。

 序盤の、ナギの釈放を要求するバスジャック犯とのやり取りがあまりにも寒くて、どうしようかと思いました。が、総じて見れば出来は良かったですね。着実に伏線が張られている段階といえます。
 作画も良いし、エアリーズ組&サラはとてもかっこよかった。とくにサラのマテリアライズシーンは力が入っていて、ゾクゾクしました。
 ただ、よりによって一国の大統領が、テロリストと直接交渉→人質の解放とひきかえに身柄を拘束されるという展開には首をひねりました。危機的状況を打開するためとはいえ、まさに考えうるかぎり最悪の判断なのでは……?

 トモエの出番は……とくに何も言うことはありません。ファンサービスのつもりが蛇足にしかならなかったという印象でした。イシガーミンのフィアンセだとか、ネタにしても笑えない。というより許せません。

 ともあれ、マシロと対立したまま引き離されてしまったアリカ、それと対比するように描かれたユキノとハルカの強い信頼関係、このあたりがストーリーの焦点となってきそうです。

舞-乙HiME Zwei スペシャルパッケージ 2
舞-乙HiME Zwei スペシャルパッケージ 2
関連タグ: アニメ 舞-乙HiME OVA

ショッキングなニュース……

 丸1ヵ月……とちょっと?、放置してしまいましたorz
 嫌な感じに仕事がごたごたしておりまして、時間ができても更新する気力が湧かなかったというか。まあ言い訳ですね、ごめんなさい。追い詰められると他のことが手につかなくなる性分は、何とかしたいもの。

 でも今回はなんとか乗り切れた!という感じで、ただなんとなくダメージが抜けない……それで久々にネットを巡回していたところ、ショッキングなニュースを見かけて、いよいよ鬱ってまいりました。

「業界」倒産情報 blog de ジロン/ウェブリブログ
http://takoheya.at.webry.info/200703/article_5.html
>まだユーザ告知の行なわれていない情報として Tarte、ぷらす+てぃっく、Raccoon の各ブランドを持っていた株式会社ディールが2月末をもって倒産したとのことです。詳細は書けませんが、経緯を聞くと同情を禁じ得ません。

 どどどどうしよう!?
 とパニくりましたが、過去形なので、もはやどうしようもないわけです。まさしく寝耳に水で、信じたくない……が、仮に事実でないなら、騒がれだした時点で公式に何らかの動きがあるでしょうし、それがないのが証拠と考えるべきなのでしょうか。
 非常に残念です。ぶっちゃけ仕事上のトラブルなんかよりダメージ大です。『カタハネ』のセールスはそこそこ良かったと聞いていたので、コンシューマ移植・ファンディスクなど今後の展開にも期待できるかも!と思っていただけに。
 これからという感じのメーカーで、次回作も楽しみにしてたのになー。
 ブランド解散とかではなく、ブランドを擁する会社じたいの倒産なんですよね?権利関係とかどうなってしまうんだ……タイミング的にも、他人事とは思えないです。
 でも今は、それよりも、Tarteのスタッフの方々の行方が気になりますね。『カタハネ』のような素晴らしい作品をつくった人たちなのだから、またかならず、新作でその名前を拝見できると信じます。

 とりあえず、購入検討中の人、とくに百合好きの人には、今のうちに『カタハネ』本体を確保しておくことを、強くオススメします。群像劇という特殊なスタイルを存分に活かした素晴らしい作品ですし、少なくとも私にとっては、『カタハネ』は今までプレイしたなかで最も好きな百合ゲーなのです。ソフトと、ほぼコンプしてしまった関連グッズはずっと大切にします……

 ハァ……超ショックだ。エロゲメーカー増えすぎwとか日ごろ言ってても、自分の好きな作品をつくったメーカーってのはやはりかけがえがないわけで。
 立ち直れそうにないので酒飲んで寝よう!
関連タグ: カタハネ
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