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『MURDER PRINCESS』 感想
![]() | MURDER PRINCESS DVD VI 監督:黒川智之 発売日:2007/08/29 参考価格: 価格:5,481 OFF : 609 (10%) |
こちらも、遅ればせながら最終話まで視聴。
個人的にはちょっと意外なラスト。ひと言でいえば「そしてお姫様とメイドは末永く幸せに暮らしましたとさ」ENDなんだけど、人格交代ものでこういうオチは珍しいんじゃないかな? 入れ替わった人格が元の体に戻り、サヨナラしようとするけど結局はこれからも一緒にいようENDだと予想してたので、意外性があった。
元賞金稼ぎのお姫様と、元王女のメイドさんとの間には、はっきりと恋愛感情があるように描かれているわけではないけど、女同士の強い絆の描写が楽しめる人であれば百合的にはそこそこの良作となりうるだろう。二人の関係に焦点を絞っていて、男キャラがまったく邪魔にならないのもいい。
ストーリーもまぁ、おそらく原作からのものであろう中学生が考えたような設定に目をつぶれれば、それなりにきれいにまとまっていると思う。演出面もビィートレインらしく堅実であり、全体的にとくに目を引くものもないが、そつなく作られたアニメという印象。
『AIKa R-16:VIRGIN MISSION』 感想
![]() | AIKa R-16:VIRGIN MISSION 3 (最終巻) 監督:西島克彦 発売日:2007/10/26 参考価格: 価格:4,507 OFF : 1,583 (26%) |
最終話まで視聴。とはいえ第2話までのAT-X録画を消してしまったので、話の筋を忘れてしまいよく分からないまま終わったのだが、とくに問題はない。
つ、つまらん。投げやりなエロと適当なストーリーが見どころのアニメだった。脚本家が同じエル・カザドと、物語構造からキャラの立ち位置までそっくりってのはちょっと……作画もショボい。大したOVAクオリティだなと感心させられたわけだが、最低限エロにこだわりがないのならパンチラアニメにする理由がないのではないか。
百合要素は無きに等しい。エリが多少レズっ気のあるキャラとして描かれており、カレン先輩に妙に熱い視線を向けているという描写がチラホラありはするが、まぁそれだけ。百合目的に見る価値はほぼないと言える。
では何が目的の人なら楽しめるかという話だが……んー、声優ファンとか?
『神霊狩/GHOST HOUND』
気がつくと『BLUE DROP』と『神霊狩/GHOST HOUND』しか見ていない今期アニメ。録画の消化に追われない日々というのも何か不安になる、と思うのはある種の病気なのかも。これまで見たいと思っていて見られずにいたアニメのDVDでも見ようかな。
BLUE DROPについては各話感想を参照してもらうとして、神霊狩は、『serial experiments lain』が好きだったので期待せざるをえない。第二話まで見たけど、映像と音楽の組み合わせ方がなんとも独特で気持ちイイ。陰惨な誘拐事件と可愛らしいキャラデザ、寡黙な登場人物と情報量の多さ、この辺りのギャップも面白い。
「トラウマ」というキーワードの陳腐さと、ひっでえ方言は狙いの内だよね? といっても方言は、実はそれほどひどくない気もする。舞台は架空の町らしいけど、方言もあちこち混ざってるように聞こえた。もとよりアニメキャラのしゃべり方は、デザインと同様に或る程度デフォルメされてるわけで、リアリティとか追求しはじめたら変に聞こえるのは仕方ない。それゆえ関西弁みたいにそれ自体が記号となりうるというのでもないかぎりは、アニメと方言との相性はよくないのではないか。そもそも逆接の「ばってん」とか、知らない人には意味が通じていないという可能性も。
明晰夢というか、夢分析には私も興味を持っていた時期があった。夢の内容を記録したりしていたんだけど、似たような夢をけっこう繰り返し見ていることに気づいて、しかもそれに近親相姦のニュアンスがあったので気持ち悪くなってやめた。夢に拘泥すること自体、精神衛生上あんまり良いとは思えないけど、見る夢のディティールがだんだんはっきりしてくるとかいう効果はある。
夢分析といえばユングだけど、ユング自身オカルティズムと浅からぬ関係があり、単に心的療法の一種と割り切れない部分があるので、この手のアニメで夢が取り上げられるのも理解できる。この主人公の場合、PTSDの原因となった出来事の記憶を意識的に反復しているわけだから、余計に複雑なことになりそうだ。
ところでこのアニメ、どことなく日本映画、黒沢清とかそこら辺の映画の匂いがするなぁ。と思ったら、脚本の小中千昭って小中理論の人か! なんで今まで気がつかなかったんだろう?
BLUE DROPについては各話感想を参照してもらうとして、神霊狩は、『serial experiments lain』が好きだったので期待せざるをえない。第二話まで見たけど、映像と音楽の組み合わせ方がなんとも独特で気持ちイイ。陰惨な誘拐事件と可愛らしいキャラデザ、寡黙な登場人物と情報量の多さ、この辺りのギャップも面白い。
「トラウマ」というキーワードの陳腐さと、ひっでえ方言は狙いの内だよね? といっても方言は、実はそれほどひどくない気もする。舞台は架空の町らしいけど、方言もあちこち混ざってるように聞こえた。もとよりアニメキャラのしゃべり方は、デザインと同様に或る程度デフォルメされてるわけで、リアリティとか追求しはじめたら変に聞こえるのは仕方ない。それゆえ関西弁みたいにそれ自体が記号となりうるというのでもないかぎりは、アニメと方言との相性はよくないのではないか。そもそも逆接の「ばってん」とか、知らない人には意味が通じていないという可能性も。
明晰夢というか、夢分析には私も興味を持っていた時期があった。夢の内容を記録したりしていたんだけど、似たような夢をけっこう繰り返し見ていることに気づいて、しかもそれに近親相姦のニュアンスがあったので気持ち悪くなってやめた。夢に拘泥すること自体、精神衛生上あんまり良いとは思えないけど、見る夢のディティールがだんだんはっきりしてくるとかいう効果はある。
夢分析といえばユングだけど、ユング自身オカルティズムと浅からぬ関係があり、単に心的療法の一種と割り切れない部分があるので、この手のアニメで夢が取り上げられるのも理解できる。この主人公の場合、PTSDの原因となった出来事の記憶を意識的に反復しているわけだから、余計に複雑なことになりそうだ。
ところでこのアニメ、どことなく日本映画、黒沢清とかそこら辺の映画の匂いがするなぁ。と思ったら、脚本の小中千昭って小中理論の人か! なんで今まで気がつかなかったんだろう?
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アニメ
『アオイシロ』 OP主題歌の公開など

公式サイトが更新され、『アオイシロ』のOP主題歌が公開されています。
さっそく聴いてみましたが、清涼で、どこか切ないメロディが深い印象を与えます。ゲーム発売はまだ先なんだから聴き込んでしまってはイカンと思うのに、やっぱり何度も聴いてしまう、すごく素敵な曲ですね。
オープニング曲はRitaさんがメイン、ということはエンディング曲が霜月さんメインになるんでしょうか。
また、「ほんまPの一言コーナー」に詳しく書かれていますが、アカイイトドラマCD「京洛降魔」再販分と、アカイイトCD「いつかのひかり」の先行予約が開始されています。
「いつかのひかり」の発売を楽しみにしていたので、今からワクワクしてます。ドラマCDの再販はこれが最後ということなので、欲しい人は可及的速やかに予約されることをオススメしますよ。しかし、この手のグッズは一期一会が鉄則なのに、このメーカーさんではファンの要望に応じて幾度か再販されているというのがありがたいことですね。
BLUE DROP 〜天使達の戯曲〜 第3話 「Datura」 感想

脚本:渡邊大輔
絵コンテ:長尾粛/大倉雅彦
演出:長尾粛
作画監督:井上善克
コマンダーこと萩乃のコスチュームが尋常でなくエロい。エロすぎ。倒錯しすぎ。
とりあえず、あんなエロコス誰が考えたんだよって話だが、あれこそ間違いなくキング・オブ・フェチの手になる仕事。とくに制帽とハイレグの犯罪的な対比に、目が釘づけである。あとヘソ。ヘソフェチ悶死。
セーラー服にプリーツスカートという女子高生の制服、あれも少女に水兵さんの制服を着せているというので、「グロテスクな倒錯趣味」とかお怒りの向きもあるそうだが、イギリス人あたりの目にはこのコマンダースーツのごとく奇異に映っていたりするのかもしれない。そう思えば、コマンダーの軍装に頬を染めるツバエルにも親しみを持てようというもの。
突然苦しみだし、悪夢にうなされる萩乃のために、眠れない一夜を過ごしたマリ。翌朝も、ふたりの微妙な軋轢はつづく。
しかし、呼び出しに応じない戦艦ブルーに対し、1番艦ノヴァールが接触を図ってくる。やむなく会合に応じることに決め、口実をもうけて学園を離れる萩乃。一日中、その不在が気にかかってならないマリ。
一方で、ノヴァールの乗員であるアザナエルは、みずからの恋人でありブルーの乗員であったオノミルの身を案じ、いらだちを隠せないでいた。会合地点で待ちうけるノヴァールの前に、ブルーが浮上、その姿をあらわす。
ラスト。夜の海、戦艦、月下のランデヴーとは美しい。同じ月の光に照らされながら、寮でまんじりともできずに横になっているマリの姿を、最後に映して締める辺りも。
マリは萩乃の何が、そんなに気になっているのだろうか。過去に浅からぬ因縁がありそうというのは視聴者からすれば明らかなので、自分でもよくわからないうちに意識してしまうのだとしても、出会ってすぐに首を絞められたりと最悪の印象を持ってしまった相手だから、素直に打ち解けられない、訊きたいことがあっても訊けない。とはいえ食ってかかるばかりでは埒があかないので、この辺の距離を埋める出来事がそろそろ欲しいところだ。
今のじれったい関係も、個人的には見ていて楽しいけど。「わけわかんないしムカツクのに気になる!」っていう分かりやすいマリの行動にはニヤニヤしてしまう。
何か危なっかしいというか、どこまで狙っているのかがよくわからない、つかみどころがないという印象は変わらず。基本的に手堅く進行しつつ、突発的ギャグや妙なエロスでいきなり調子を外されるというか……
にしても、異星人たちの存在によって良い具合にカオスってきた。とくにアザナエル×オノミルの異星人バカップルには、「アルメってホントに女同士でうんたらかんたらなんだなぁ」と感心させられた次第。「ア・ザ・ナ・エ・ル♪ キャハッ」でモニター越しにチュウて……この変なノリが不覚にもツボった。
異星人にはいわくいいがたい萌えを感じる。いってみれば、地球を侵略しにきた敵という不気味さと、その外見や仕草の妙な可愛さとが生み出すチグハグ感。ツバエルとオノミルなんて、いつ変な語尾をつけてしゃべりだしても不思議はないような雰囲気じゃないか?
『Lの世界』 DVD発売決定
SANSPO.COM > 芸能
http://www.sanspo.com/geino/top/gt200710/gt2007101904.html
>レズだらけ米ドラマ「Lの世界」上陸!女同士のリアルな性描く
映画「フラッシュ・ダンス」で知られる米女優、ジェニファー・ビールス(43)らがレズビアンを演じて話題の米人気ドラマ「Lの世界」が、日本で来年2月2日にDVD発売されることが18日、分かった。米ロサンゼルスを舞台に、女性たちの日常を赤裸々に描いた恋愛ドラマ。劇中には女同士の激しいセックスシーンも収録されており、話題になること必至だ。
流石サンスポ、記事全体からにじみ出る下品さが素敵。セキララッチュラ♪
原題 『the L word』──このアメリカのテレビドラマは、ロサンゼルスを舞台に、レズビアンやバイセクシュアルの女性たちが織り成す群像劇であり、来年にはなんとシーズン5の放映が予定されているほどの人気作品だ。
センスもクソもない邦題が原題のもつニュアンスを見事に消し去っているとはいえ、日本語字幕&吹き替え版を収録したDVDがこのたび晴れて発売される。これは嬉しい。英語版DVDをすでに買い揃えてしまった私だが、今から発売が待ち遠しい。
以前から日本のファンの中に翻訳をしてくださっている方々がおられて、英語が得意ではない私でもこのドラマを楽しむことができていて、そうした動きが結果として日本語版DVDの発売決定につながったのではないかと思う。
「いやしかし、三次は萌えない」。いいたいことはわかる、だが待ってほしい。これは本当によくできたドラマであり、ストーリーに引き込まれる面白さがあり、キャストの女優さんたちもみな美しく魅力的で、そんな向きにも一見の価値があると思う。
なにより登場人物たちのキャラが、これでもかってほどに濃いのだ。エロカッコいい女の子やお姉さんやおばさんたちが文字どおり入り乱れつつ、きれいごとではすまないパワフルな人間ドラマを魅せてくれる。
シリアスな展開の中にも常にユーモアがあり、個人的にはその匙加減が抜群だと思う。社会人として、家族の一員として、女性として、同性愛者として……そのほか多様な関心のもとに個人が生きていくうえで、誰の身にも起こりうる問題に次々と光をあてながら、ただ重いだけにはならず、深みのあるストーリーを感じさせてくれる。確かシーズン1のそれも第一話だったと思うが、シェーンというきわめつけのプレイガールが、子どもを持とうと奮闘している(が、なかなかうまく事が運ばない)レズビアンカップルのもとを訪れてこんなことを言う、「仲が良いのを見ると希望が持てるね」。私がこのドラマを見て感じるのも、一言でいえばそういうことだ。
書きたいことはいろいろとあるが論旨がまとまらず、発売もまだ先なので、情報が揃うのを待ってまた改めて。
(参考)
Lの世界
http://www.foxlife.jp/bangumi/the_l_word/index.shtml
Lの世界 - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/L%E3%81%AE%E4%B8%96%E7%95%8C
Amazon
Lの世界 vol.1
Lの世界 DVDコレクターズBOX
http://www.sanspo.com/geino/top/gt200710/gt2007101904.html
>レズだらけ米ドラマ「Lの世界」上陸!女同士のリアルな性描く
映画「フラッシュ・ダンス」で知られる米女優、ジェニファー・ビールス(43)らがレズビアンを演じて話題の米人気ドラマ「Lの世界」が、日本で来年2月2日にDVD発売されることが18日、分かった。米ロサンゼルスを舞台に、女性たちの日常を赤裸々に描いた恋愛ドラマ。劇中には女同士の激しいセックスシーンも収録されており、話題になること必至だ。
流石サンスポ、記事全体からにじみ出る下品さが素敵。セキララッチュラ♪
原題 『the L word』──このアメリカのテレビドラマは、ロサンゼルスを舞台に、レズビアンやバイセクシュアルの女性たちが織り成す群像劇であり、来年にはなんとシーズン5の放映が予定されているほどの人気作品だ。
センスもクソもない邦題が原題のもつニュアンスを見事に消し去っているとはいえ、日本語字幕&吹き替え版を収録したDVDがこのたび晴れて発売される。これは嬉しい。英語版DVDをすでに買い揃えてしまった私だが、今から発売が待ち遠しい。
以前から日本のファンの中に翻訳をしてくださっている方々がおられて、英語が得意ではない私でもこのドラマを楽しむことができていて、そうした動きが結果として日本語版DVDの発売決定につながったのではないかと思う。
「いやしかし、三次は萌えない」。いいたいことはわかる、だが待ってほしい。これは本当によくできたドラマであり、ストーリーに引き込まれる面白さがあり、キャストの女優さんたちもみな美しく魅力的で、そんな向きにも一見の価値があると思う。
なにより登場人物たちのキャラが、これでもかってほどに濃いのだ。エロカッコいい女の子やお姉さんやおばさんたちが文字どおり入り乱れつつ、きれいごとではすまないパワフルな人間ドラマを魅せてくれる。
シリアスな展開の中にも常にユーモアがあり、個人的にはその匙加減が抜群だと思う。社会人として、家族の一員として、女性として、同性愛者として……そのほか多様な関心のもとに個人が生きていくうえで、誰の身にも起こりうる問題に次々と光をあてながら、ただ重いだけにはならず、深みのあるストーリーを感じさせてくれる。確かシーズン1のそれも第一話だったと思うが、シェーンというきわめつけのプレイガールが、子どもを持とうと奮闘している(が、なかなかうまく事が運ばない)レズビアンカップルのもとを訪れてこんなことを言う、「仲が良いのを見ると希望が持てるね」。私がこのドラマを見て感じるのも、一言でいえばそういうことだ。
書きたいことはいろいろとあるが論旨がまとまらず、発売もまだ先なので、情報が揃うのを待ってまた改めて。
(参考)
Lの世界
http://www.foxlife.jp/bangumi/the_l_word/index.shtml
Lの世界 - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/L%E3%81%AE%E4%B8%96%E7%95%8C
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Lの世界 vol.1
Lの世界 DVDコレクターズBOX
RococoWorks
2007-10-18 - MOON PHASE 雑記
http://d.hatena.ne.jp/moonphase/20071018#p2
>原画:笛、シナリオ:J-MENT。笛&J-MENTコンビの新ブランド。公式サイト予定地:http://www.rococoworks.com/
→ TECH GIAN 2007年12月号、笛&J-MENT最新作独占スクープ!
うわー超嬉しい! これはホントに、心から嬉しいニュースだ。
Tarte で「カタハネ」を手がけたスタッフが新ブランド・RococoWorksを設立するということで、『TECH GIAN 2007年12月号』に9ページにわたる紹介記事が掲載されているらしい。記事自体はまだ見ていないけど、これは応援するしかない!
笛&J-MENTコンビの復活とかもう、絶対くると信じてはいたけど今は夢のようだ。神様ありがとう! これを機に心を入れかえて、もっとまっとうな人間になります。三日ぐらい。
(参考)
復活の日 blog de ジロン/ウェブリブログ
http://takoheya.at.webry.info/200710/article_17.html
TECH GIAN OFFICIAL SITE(18禁)
http://www.techgian.jp/official/tg200712/
http://d.hatena.ne.jp/moonphase/20071018#p2
>原画:笛、シナリオ:J-MENT。笛&J-MENTコンビの新ブランド。公式サイト予定地:http://www.rococoworks.com/
→ TECH GIAN 2007年12月号、笛&J-MENT最新作独占スクープ!
うわー超嬉しい! これはホントに、心から嬉しいニュースだ。
Tarte で「カタハネ」を手がけたスタッフが新ブランド・RococoWorksを設立するということで、『TECH GIAN 2007年12月号』に9ページにわたる紹介記事が掲載されているらしい。記事自体はまだ見ていないけど、これは応援するしかない!
笛&J-MENTコンビの復活とかもう、絶対くると信じてはいたけど今は夢のようだ。神様ありがとう! これを機に心を入れかえて、もっとまっとうな人間になります。三日ぐらい。
(参考)
復活の日 blog de ジロン/ウェブリブログ
http://takoheya.at.webry.info/200710/article_17.html
TECH GIAN OFFICIAL SITE(18禁)
http://www.techgian.jp/official/tg200712/
BLUE DROP 〜天使達の戯曲〜 第2話 「Lavandula」 感想

脚本:高橋ナツコ
絵コンテ:福田道生
演出:友田政晴
作画監督:蘇武裕子
面白かった。単に前回の続きから始めるのではなく、マリの萩乃への疑念はいったん留保しつつ、マリの転入初日の出来事を通して今後への伏線を張っていく。謎が謎をよんでいるという印象で、作品の性質上ゴールは見えているが、そこへいたる道筋が読めないので非常に妄想を刺激される。
このまま、きわどいバランスのうえにうまく乗っかっていってくれるといいな。
マリの転入初日。頑なな態度で、さっそく周囲から浮いてしまうマリだが、何かと世話を焼いてくれるみち子とは打ち解けはじめている。一緒の帰り道で、自分が五年前に起きた神隠島事件の唯一の生き残りであること、しかし事件のショックで記憶を失ってしまったことなどを打ち明ける。一方で隣の席になってしまった萩乃には、前日の経緯もあって反発するが、実のところはその存在が気になって仕方がない様子。
萩乃のほうでもそれとなくマリを気にかけているが、そこにはマリが知らない過去の因縁があるようだ。萩乃は、戦艦の修復にあたっているらしいツバエルと絶えず連絡をとっている。だが、神隠島事件と深く関連するらしいその因縁のためか、復旧のメドがたったという報せにもかかわらず、活動再開を先送りしてしまう。
萩乃の希望により、マリは寮でも萩乃と同室にされてしまう。「こうなったら化けの皮をはがしてやる!」と意気込むも、夜になり、本来なら見えるはずのないモノの影──萩乃のもとへやってきたツバエル──を目撃してパニックに陥る。なだめようとした萩乃がその肩に触れると、触れた箇所から強い光が発し、萩乃のほうが倒れて苦しみだしてしまう。
一方、マリたちのクラス担任であるはずの裕子は、どことも知れない場所で、神隠島事件に関する報告を行っていた。津波が原因で壊滅、島民のほぼ全員が死亡したとされるその事件。しかし島民の半数にあたる400人余りが、じつは津波に襲われる以前に殺されていたのだという……
ラストの、「内閣安全調査室調査官」なる肩書きをもつらしい菅原先生の特別講義が、ホラーじみていてとても不気味なのだが。講義の内容も同じくらいに気味が悪く、400人余りもの人が殺害されていたといえばもはや殺戮とよぶべきだろうが、写真の他殺体にはなんで出刃包丁が刺さっているのか。戦艦に乗ってやってきた異星人による「薙ぎ払え!」的な所業にしてはまた異様な……津波に襲われるまで、神隠島では何が起きていたのだろうか?
ところで、神隠島はカミオキジマと読むのか。カミカクシジマと読んでいたおばかさんが私だけではないと信じたい。にしても、このネーミングには何か特別な意味があるのだろうか?
超然とふるまう萩乃からも「見ていて飽きない」と評されるマリ。目まぐるしく変わる表情が可愛くて、確かに目がはなせないキャラだ。多分に萩乃を意識しすぎなことによる、ツンデレと情緒不安定の相乗効果で、笑ったと思えばもう怒りだしていたりと忙しそう。
厚い人望を巧みに活用する萩乃によって、同じクラスの隣の席のうえに、寮でまで同室にされて外堀を埋められてしまった今、マリが心配すべきなのは命の危険より貞操だろうという気がしないでもない。萩乃いわく「いろいろと面倒を見てあげたいから」ってのがすごく妄想をかきたてられるんですけど、アルメは女同士でどうのこうのとかそういうのはマリにはまだ早すぎっぽいです!
そういえば授業中、マリが萩乃の横顔をぼんやりと──教師に当てられても気づかないほど熱心に──見つめている場面で、女子生徒が音読しているのが、上田秋成 『雨月物語』の一篇 「菊花の約」。なんというチョイス。
三島由紀夫が愛読していたともいわれるこの物語。「命を捨てても友情と信義を守る」といった重い筋書きのお話であるが、そのじつ同性間──「"菊"花の約(ちぎり)」という題から連想されるように男同士だが──の強い絆、いってしまえば同性愛を描いた物語なのだともいわれる。確かに、ふつうに読むだけではそうとわからないし、古典の授業でとりあげられても不思議はないというので選ばれた題材なんだろうけどね。
「交はりは軽薄の人と結ぶことなかれ」にはじまるその一篇。思うに、これがもしマリと萩乃との関係について暗示しているのだとしたら、同性愛はさておき、いろいろと深読みの余地が生まれるだろう。マリが、出会った瞬間から萩乃に惹かれているように見えるのにも、鳥とたわむれる姿が美しかったからという以上の隠された理由があるのかもしれない。これは飛躍しすぎか。
『ソルフェージュ』 公式サイト更新

発売日(2007年12月21日)を告知、そしてデモムービーが公開されています。
デモムービーを転載してみる。
ところでDownLoadページの、デモムービーの下のバナー画像がアップできてなくないですか? 準備中ということなのかもしれないですけど、心がきれいな人にしか見えない仕様なのかと思って、しばらく目を凝らしてしまいました。やっぱり見えない……
追記:ふと思いついてセキュリティソフトを切ってみたら、ふつうに見られました。心の問題じゃなくて、「馬鹿な人には見られない」が正解か……
ということで、改めてバナーを貼っておきます。
最近kasperskyをバージョンアップしたら、見られないサイトがあったりしていちいち設定するのが面倒。
BLUE DROP 〜天使達の戯曲〜 第1話 「Hydrangea」 感想

脚本:高橋ナツコ
絵コンテ・演出:大倉雅彦
演出:羽生尚靖
作画監督:竹田逸子
その掴みどころのなさ、得体の知れなさに惹かれる第一話だ。異質なものが雑居する、ちぐはぐな雰囲気がとても楽しい。
本作は原作の漫画よりも過去の出来事を描いているということだったので、私は漫画を買ったが読んでいない。チラ見しただけで我慢した。実際にアニメを見てみて、百合的には安牌と踏んだのだが、意外に硬派のSF作品だったりするのか? いずれにせよ、毛色の一風変わった作品になりそうでワクワクしている。
1クールというのが少し残念だが、全13話という限られた時間の中で、スケールの大きな世界観をどう感じさせてくれるかに期待したいと思う。
16歳にして初めての学校生活──その最初の一日にして、踏んだり蹴ったりの目にあう不憫な主人公・マリに、涙もとい笑いがとまらない。
5年前に両親と記憶とを失い、ひきとられた祖母からも今は見放されたように感じているマリ。その強気ゆえか幼さゆえにか、周囲から差しのべられる手をはねつけ威嚇することでしか、やり場のない感情を表せないでいるかのよう。
そんな中、学園へむかう車中で見かけた、海辺で鳥とたわむれていた美しい少女と学寮にて再会し、マリははじめて笑顔を見せる。だがそれもつかの間、目を青く光らせたその少女・萩乃から急に首を絞められ、ショックを受けて部屋を飛び出す。しまいには寮の歓迎会で、萩乃の取り巻きたちと乱闘騒ぎまで起こしてしまい、さしあたって腫れもの扱い確定だろう。
しかしそれらも、夜にこっそりと寮をぬけだしていく萩乃を尾行した先での「未知との遭遇」にくらべれば、本当に些細なことでしかなかった……
実際、第一話としてはとても堅実なつくりだ。公式サイトから読みとれるストーリーとのギャップもあって、かえって新鮮だった。
冒頭で主人公の背景を示唆し、主要キャラの面々を順に紹介しつつ、その人となりもそれとなく示していく。序盤と中盤とラストに見せ場をもってきて、最後にたぶん本来のOPを流すことをもって始まりの終わりとする……美少女が人の首を絞めたり、鳥や巨大な戦艦を呼び寄せたりといった展開のインパクトにおそらく印象をさらわれてしまいがちだろうが、ていねいな導入になりえていたのではないだろうか。
学校生活がはじめてというだけあって、世渡り以前の野蛮な主人公にむしろ好感をもった。粗野というより端的に幼いという印象なのだが、つんけんしていても隙だらけなのが憎めない。そんな子がこれから萩乃様に、沢城ボイスで優しく時には容赦なく言葉責めされつつ調教されていくんだと想像すると、今からワクワクがとまらないじゃないですか。真の教育とはかくあるべし。
その二人がはじめて出会う海辺の場面が、またなんとも美しい。白いアジサシが海の上をまっすぐに突っ切っていき、それに目を奪われたマリの視線がやがてアジサシの群れへ、それから群れの中にたたずむ萩乃へと引きつけられていく。
それはマリにとって一目で心惹かれる光景だったが、再会した当の萩乃からいきなり首を絞められるという事件によって、最悪のものに塗りかえられてしまう。しかしマリには申し訳ないが、萩乃が手でゆっくりとマリの顔の輪郭をなぞり、顔を寄せ、いきなり首を絞め上げながらベッドに押し倒してのしかかっていくというあの一連の画面では、特殊な性癖の人に犯されているようにしか見えないのだった。あのまま普通にキスされるよりエロいなぁと思ってしまったんだけど、せめて同意を得てからにしてほしいよね。うん。
二人が自己紹介しあって握手をした瞬間に、萩乃の脳裏に閃いて彼女を衝き動かした過去のイメージ。あれこそが、マリとの関係の鍵になりそうだ。だが、あの局面に萩乃が絡んでいたとしたら、マリの両親の死にも責任を負っているということになりかねず、話がこじれそうでもある。
ところでどうにも見過ごせないのが、あの奥ゆかしいスカート丈! 絶滅種といわれるスケバンっぽい人までいるので、舞台は昭和か?
公式サイトの年表によると1999年とされているが、そもそもあれを見る限り、現実との整合性を気にすること自体がナンセンスといえる。どこか懐かしい風景の中にゴージャスな学園が屹立し、さらには宇宙戦艦までも出現する、その奇妙な世界観をこそ楽しむべきなのだろう。
『ソルフェージュ』 発売日決定
メールマガジン 「KOGADO通信 せいうち」 No.28によると、
>たいへんお待ちいただいておりました、各チーム待望の新作の発売日が決定いたしました!
順番に、
11月22日 暁のアマネカと蒼い巨神
12月14日 MIMANA IYAR Chronicle (ミマナ〜イアルクロニクル〜)
12月21日 ソルフェージュ
……
ということで、『ソルフェージュ』の発売日が12月21日に決定した模様。予定どおり年内には発売されるようで、非常に楽しみ。『アオイシロ』が来年の3月20日だから、発売時期がかぶらなくてよかった。
個人的には『暁のアマネカと蒼い巨神』も気になっているんだけど、『ディアピアニッシモ ルフラン』もまだ積んでいるしな。
ソルフェージュ 公式サイト
http://www.kogado.com/html/kuroneko/sol/
>たいへんお待ちいただいておりました、各チーム待望の新作の発売日が決定いたしました!
順番に、
11月22日 暁のアマネカと蒼い巨神
12月14日 MIMANA IYAR Chronicle (ミマナ〜イアルクロニクル〜)
12月21日 ソルフェージュ
……
ということで、『ソルフェージュ』の発売日が12月21日に決定した模様。予定どおり年内には発売されるようで、非常に楽しみ。『アオイシロ』が来年の3月20日だから、発売時期がかぶらなくてよかった。
個人的には『暁のアマネカと蒼い巨神』も気になっているんだけど、『ディアピアニッシモ ルフラン』もまだ積んでいるしな。
ソルフェージュ 公式サイト
http://www.kogado.com/html/kuroneko/sol/
魔法少女リリカルなのはStrikerS 第26話 「約束の空へ」 感想

絵コンテ・演出:吉田泰三
作画監督:小森篤
こうもゆったりと後日談をやってくれるとは予想外だったなぁ。なんだかんだで25話と最終回とでは盛り上がった。
総括するなら、主になのはとヴィヴィオの絆、そして新人たちの成長を軸に展開されてきたストーリーだったわけだが、終盤では前者に完全に焦点が絞られた。それはそれでよかったと思うけど、個人的には、いろいろともったいないと思う部分・もっと掘り下げてほしかった部分もあった。とりわけ終盤にかけては、広げた風呂敷をたたむので精一杯という感があった。それでたたみきれたかどうかは別として……
何かおせち料理みたいなアニメだと思った。何でもかんでもぶち込んであるけど、どれが特別うまいというわけでもない。
ジェイル・スカリエッティ事件の終結とともに、機動六課は解散。試験運用中だったっけ……予言関連のゴタゴタがかたづいて、役目を終えることに。
投獄されているスカリエッティ&クアットロ、反省の色なし!
後日談では、寝耳に水の模擬戦開始にあわてているフェイトが可愛い。フェイトちゃんは19歳になっても天使。というか30歳ぐらいになっても天使だと言える自信がある。
ヴィヴィオもちっちゃくなって帰ってきて、これでなのは×フェイトは磐石──と思ったのもつかの間、ちょユーノ君そこで何してんのw てかおねがい、そろそろ無限書庫で遭難してっ!
ところで次は、魔法少女リリカルヴィヴィオ、はじまりますか?
でも、『魔法少女リリカルなのは』というタイトルの秀逸さは、漢字・カタカナ・ひらがな(+アルファベット)がバランスよく配列されていることにあるんだよ。これは崩してほしくない。
それに四期目はないようにも思える。あるとしたら、世界観とキャラの一部とを共有する別作品とか……これだけ人気があると、惜しまれつつ幕引きというのも難しそうなのは確か。
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アニメ
魔法少女リリカルなのは
エル・カザド 第26話 「輝く女」 感想

脚本:金巻兼一
作画監督:菊池洋子
絵コンテ・演出:高村雄太
演出:有江勇樹
いい最終回だった。スペシャルゲストたちをまじえつつ、これまでのストーリーや人間関係をうまく集約して印象づけるものになっていたと思う。
あえて言えば、もっとメインキャラに焦点を絞った後日談を期待していたけど、これはこれでよかった。個人的に、ロードムービー的な物語は旅を続けるか死ぬかして終わってくれないと締まらない。
長い旅を終え、理想の暮らしを手に入れたにもかかわらず、ナディはどこか満ち足りない。これはわりかし普遍的な悩みであって、幸福が自由の邪魔をする。幸せでいつづけようとすると、いろんなことが自由にはできなくなる。だが、それは良いとか悪いとかの問題ではなくて、自分が何を求めるかということの違いにすぎない。つまり世間一般的に幸福であるとされていること──経済面でも安全面でも保証される安定した生活とか──が誰にとっても同じように価値をもつとはかぎらない。ナディはずっとほしかったものを手に入れて、もちろん幸せだったけど、もっと大切なものを犠牲にしかけていたのだろう。
その点、新たな旅を始める二人と、魔女の組織を抜けても結局は別の組織(アミーゴ・タコス)に属しているブルーアイズとの対比が効いていた。ナディが「ブルーアイズとは住む世界が違う」と言っていた、その評価は的確だったのだ。
リリオが、リカルドから習っているというブーメラン。最後に、戻ってくるそれをリリオがしっかりと受け止めたのは、何かが戻ってくることの象徴だろう。これは4人の再会を暗示しているとも考えられるが、一度は強制されたにすぎなかった生き方を、もういちど選びなおすことによって自分の人生にする、というようなことを意味していたのかもしれない。
ブルーアイズといえば、彼女のファンとしては、ポッと出のローゼンバーグもどきがちゃっかりフラグを立てやがったのは許せないですよ。むしろヤツは、あのブロンドを慰めにでもいっとけ。
「目が輝いてるナディが……好き!」
の場面は、演出が最高にきまったな。鳥をつかまえる回に呼応するように、地にとらわれかけた鳥を再び空へ飛び立たせようとするエリスの言葉。本人にも確信がもてないでいるナディの気持ちを、かつては何も知らなかったエリスが見抜いて背中を押す、そこにもグッときた。もはやどうみてもエリスはナディの嫁。
不満もなくはないが、それでも半年間しっかりと楽しませてくれる良いアニメだったなぁ。終わってしまったなんて寂しい……
魔法少女リリカルなのはStrikerS 第25話 「ファイナル・リミット」 感想

絵コンテ:まついひとゆき・草川啓造
演出:古川政美
作画監督:橋本貴吉
ヴィータ、絶体絶命のピンチから生還できてよかった……しかし守護騎士の生命力って凄いのなw
満身創痍のヴィータがついに諦めかけたとき、颯爽と助けにあらわれるはやてちゃんがまるで王子様みたいだった。これにはヴィータも惚れなおしたはず。
シグナムと対峙するゼストの口から語られる、守りたいものを守るという単純なことの難しさ。守りたいもの──平和だったり正義だったり、家族だったり、友達だったり……をただ守ろうとして、ときには道を間違えたりもする。
そんな危うい戦いをもって大切なものを取り返していくなのはたち、その姿を通してストーリーは最終回へむけ収束していく。
今回の見どころといえば、やはりなのはとヴィヴィオの決着ということになる。
かつてヴィヴィオが転んでもひとりでは立ち上がれなかったという何気ない場面を、ここでこんなふうにつなげてくるとは思わなかった。反則的な感動シーンだったぜ……
殺してしまうおそれこそないとはいえ、愛娘に至近距離から全力全開ななのはさんには唖然w 中途半端に叩かれる方が実は痛いから、全力で鞭打ってあげるのが思いやりだと言っていた知人を思い出したよ。どんなSM理論だよと思ったけど……
なのはにロックオンされたクアットロの怯えようにも、最後の最後で同情を誘われた。けっこう味のあるキャラで嫌いじゃなかった。成仏してくれ。
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