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画集

 時間が、時間が足りない……私、このままで無事に年を越せるのだろうか?

 そんなわけで最近、気になったネタ。

Pieces of the World ―椋本夏夜画集―Pieces of the World ―椋本夏夜画集―
椋本 夏夜


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 このブログ的には『しずるさん』 シリーズの挿絵および『ソルフェージュ』の絵師さん・椋本夏夜さんの初画集が、2008/1/25に発売予定とのこと。個人的に、これは買うしか……
 ちなみに私は日々、『しずるさん』 シリーズの新作が出てくれることを熱望しているんですが。掲載誌が休刊とかホント勘弁してほしい。

 また、『シムーン』のキャラデザ・総作画監督を担当されたASさんこと西田亜沙子さんの初画集も、来年春に刊行予定とのこと。
 これもエロ可愛い百合絵が満載の予感で楽しみすぎる!
関連タグ: シムーン ソルフェージュ

Blueberry&Yogurt 『motion』 感想

motionmotion
Blueberry&Yogurt


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 ようやく落ち着いて聴けた。
 紙ジャケとは珍しい。可愛いし場所も取らないからいいんだけど、汚しそうで気をつかうなあ。あと、笛氏のアナザージャケットはどうやって使えと。

 カタハネED主題歌 「It’s Just a farewell」を聴いていて不意に涙が出そうになったのは、きっと酔っ払っているせい。そうに決まっているんです! こちらのライナーノーツでRitaさんが語られている意外な裏話を読みながら聴くと、なおさらグッとくるはず。あの優しく背中を押してくれるようだった歌詞の裏側。ニコラとアンの、血縁を超えた親子関係に心打たれていた私としてはもう……
 私はこの曲、クロハネの時代の誰かから未来の誰か──シロハネの登場人物──への歌なんだと思って聴いていたんだ、実は。まあ作り手の側がどんな意図でもって作っていたとしても、聴いた人の数だけの解釈を許す、そんな抽象性をもとから持っているのが音楽だから、私のその想像も否定されることはないと思うんだけどね。

 カタハネ関連の曲以外では、「乙女学入門」・「ひだまり」・「deep forest」・「アスファルト」が好き。
 大半がゲーム主題歌という性質上、キャッチーで前へ前へ向かう曲が多いという印象。ただし、ゲーム主題歌集的なものを予期してかかると(いい方に)裏切られる、全体の完成度の高さに驚かされるアルバム。素直で力強いメロディは、聴いていてとにかく気持ちいい。
関連タグ: カタハネ 音楽

『アオイシロ』 発売日延期

発売日変更のお知らせ - ほんまPの一言コーナー
http://maglog.jp/aoishiro/Article228103.html

 2008年3月19日→2008年4月24日(金)に変更。
 まあ個人的に残念といえば残念だが、仕方がない。土壇場になってとかではなく早い段階で決定・告知されたのでマイナスの影響は少ないと思う。シナリオと演出の強化が目的ということなので、より完成度の高い作品になることを期待。

 女の子どうしの美しい絆……『アオイシロ』 / ファミ通.com
http://www.famitsu.com/game/coming/1212261_1407.html
さて、昨日付のこの記事。見出しの文句が微妙に恥ずかしいのはさておき、読んでまず気になったのは、アカイイトから見てもCGがかなり艶っぽくなっていること。ちょっと絵の雰囲気が変わった? 女の子の表情や、眼や肌の質感に目を惹かれる。
 そして主人公がいちばん可愛く見える。凛々しさと可愛らしさをあわせ持つ、いいキャラになってくれそうな予感がする。
 だが何より、さり気なくキスシーンが混ざっている点に衝撃を受けた。なんの罠かと身構えてしまったが、今回は吸血シーンのみならず、わりかし直接的な描写もなされるのだろうか? 実際、ファンの要望としてはまさにそれがポイントだっただろうしなあ。このスタッフならやってくれるって信じるよ。

 4月24日、休みを取ってお待ち申し上げます。
関連タグ: ゲーム アオイシロ 百合

『Mnemosyne −ムネモシュネの娘たち−』

Mnemosyne −ムネモシュネの娘たち−
http://www.rin-asougi.com/

 某シナリオライター氏のブログで知ってマークしていたアニメ。配信開始されたPV第一弾を見るに、ガチレズの予感。
 てかレズSMの予感?

脚本:大野木寛
「アクションとサスペンス、そしてちょっぴりのエロスが全編に。既存のアニメとはまた一味違った「ムネモシュネの娘たち」をお楽しみに。」


>ちょっぴりのエロス
……え?

 乳首にこだわりすぎっていうかこれもうエロアニメじゃんと笑ってしまったが、なるほどAT-Xで放送か。2008年2月スタートとのこと。
 なかなか面白そうな気配もする。とりあえず田中理恵ボイスのドSキャラというだけで、見てみようという気にはなった。「キャラクター原案:中央東口」とあるが、どんな経緯で立ち上がった企画なのだろうか?

■関連記事
アニメファンNEWS:「Mnemosyneームネモシュネの娘たちー」(AT−X開局10周年記念作品)2008年2月より放送開始予定!
http://www.fan.to/news.php?news_seq=7921
コメント公開! エロティック&バイオレンス『Mnemosyne-ムネモシュネの娘たち-』TVアニメ企画進行中! - goo アニメ
http://anime.goo.ne.jp/contents/news/NAN20071126_81/index.html
関連タグ: アニメ レズビアン

BLUE DROP 〜天使達の戯曲〜 第10話 「Cirsium」 感想

萩乃&ツバエル
脚本:渡邊大輔
絵コンテ:福田道生・大倉雅彦
演出:神崎ユウジ
作画監督:水川弘理・土橋昭人

 なんということをしてくれたのだアザナエルよ。これ以上ない絶好の時宜での復讐劇。萩乃の大切なもの、すべてをぶち壊しにして艦を去っていく際の哄笑が素敵すぎるんだが。ここへきて悪役(?)の面目躍如とは……見事である。
 正直、扉を開けてくれと懇願しながら泣きじゃくる萩乃に萌えてしまったなんて言える雰囲気ではないので、心でそっと思うだけにしておこう。普段はクールな女の子がもうなりふり構わず必死になって、涙をボロボロ流しながら好きな子の名前を呼んで、なんていうか、こう……グッときませんか?

 戯曲がついに完成し、台本が配られ、演劇の準備が本格化する。演出を担当することになったみち子による配役で、主役に抜擢されたマリと萩乃は、朱音や同じく劇に参加することとなった青海寮の面々とともに稽古に入る。前回の一件で、マリの萩乃に対する信頼は揺るぎないものになっていた。
 そんな中、萩乃はマリをBLUEに招待する。以前からの約束を果たすとともに、ずっと言い出せないできた、神隠島事件の真相を打ち明けるために。
 萩乃に連れられてBLUEに乗り込み、大喜びするマリ。だが一方で、この機に乗じようとするアザナエルがひそかに行動を起こしていた。
 前触れもなく、BLUEのシステム全体に障害が発生。その対処に追われる萩乃とツバエルを尻目に、居住エリアに案内するという口実でマリを艦橋から連れ出したアザナエル。かつてはオノミルのものだった自室でアザナエルは、神隠島で起きた虐殺、マリから両親を奪ったそれが、萩乃の仕業であるとマリに告げる。アザナエルの思惑に気づいて後を追ってきたものの、締め出されて為す術もなく、扉を叩きながら激しく取り乱す萩乃。ツバエルがロックを破って扉をこじ開けた頃には、マリはすでに茫然自失の状態に。
 逃走するアザナエルによって爆破され、海へ沈んでいくBLUE。部屋に残されたマリと萩乃。

 萩乃にとっては、まさしく「天国と地獄」。この世の春ともいうべき幸せな時間を謳歌したあとで、いきなりどん底へ突き落とされるという落差に涙。アザナエルの演説を公開生中継されて、どんな気分だったか……あまりの衝撃にマリの眼の光が失せて、部屋に飛び込んできた萩乃に対しても何も反応を示さない場面が鬱すぎる!
 また要所の演出が冴えわたっていて、沈没する戦艦の下降の動きがマリの心情にオーバーラップする中、その艦がとどめを刺されるように爆破されて、何度も何度も繰り返し青い光を閃かせている場面が強烈な印象を残した。まるでBLUEが泣いているみたいだ……

 それにしても、萩乃がマリに見せた宇宙戦艦のドルフィンジャンプ、こんな絵を思いつく人の頭の中って一体どういう構造をしているんだろう? 波や水しぶきの描写がものすごく細かくて、信じがたいほどダイナミックで美しい映像だった。海面をイルカのように跳ねる船という絵面に意表を突かれたのもあって、口があんぐり開きっぱなしに。

 さて、話は戻って、学園祭の劇の主人公に大抜擢されてしまったマリ。戯曲のモチーフからいえば案の定の配役なのだが、マリ自身の演技力はというと、これもやはり予想を裏切らない拙さ。前途多難に思えるが、ミッチーは残された時間でお芝居を無事に仕上げることができるのだろうか。
 かたや、劇の準備の合間を縫うようにして、急接近している二人。ハサミで指先を傷つけてしまった萩乃の、その血液が白いのに驚くマリ。フォリメの目には異様に映るはずのそれに、マリは構わず口をつけた。ここで動揺する萩乃のアップではなく、その手もとを狙いすましたように映すのでもなく、むしろ素早く引きの絵にもっていってしまう慎ましさがこのアニメらしい。そこではなくその後の場面で、マリに巻いてもらった絆創膏を眺めて嬉しそうな萩乃の表情と、それにハッとするみち子の反応でもって、関係性の深まりを表現するあたりが見事。「なんでもないの」と答える萩乃の言葉と、全然なんでもなくなさそうなその表情のギャップも見どころ。
 つづいて戦艦の上でもとにかくイチャつく。だがこれがあるからこそ、後半の展開が、アザナエルの怒りと二人の悲しみが映えるんだなあ……

 萩乃がマリと一刻も早く和解できるといいなあとはもちろん思っているけれど、マリがあっさり許すとしたらそれも嘘だと思う。マリは神隠島事件によって多くのものを理不尽に奪われたわけだから。そのうえで学園に来られて、萩乃に会えてよかったと言ってはいても、マリがなくしたもの──両親、記憶、そして幸せに過ごせたはずの少女時代──は取り返しがつかない。そうでなければ、こんな性格の女の子が、お屋敷に閉じこもってずっとおばあさまと暮らしていたいなどと望んだはずがない。
 むろん、アザナエルの話が悪意によって歪曲というか誇張されていたのも事実。BLUEの主機関からの漏洩物が原因だという事件の責任をすべて萩乃個人に帰するのもどうかと思うし、実際には事件自体が仕組まれたことという可能性もほのめかされてはいる。だけどそれはこの場合、萩乃自身が責任はあくまでも自分にあると決め込んだまま、マリにその辺を説得しようとしないのならあんまり意味がないだろう。

 実際問題としては、事情を知るツバエルが仲裁するのが一番よさそうだけど、萩乃の罪責感は実はこの作品の主題のひとつであり、アルメという存在を代表して引き受けさせられているもののようにも思えるのだ。これから地球を侵略しようとしているアルメ、その罪を萩乃が先取りして負わされているとしたら、マリがそれをどう受け止めるかも、これからこの世界で起きることを何らかの形で先取りするのではないかと。
 そしてアザナエル。オノミルが命を賭して守ろうとした艦を自らの手でもって沈めるほどに萩乃への憎しみに駆られている彼女はむしろ、単にアルメの側に立っているのみならず、毛嫌いするフォリメの少女すなわちマリとの対比を描くために置かれた存在のように見える。それによって、上の主題をよりきわだたせるために。
関連タグ: アニメ BLUE-DROP 百合

BLUE DROP 〜天使達の戯曲〜 第9話 「Lagenaria siceraria」 感想

お嫁さんごっこ
脚本:高橋ナツコ
絵コンテ・演出:出合小都美
作画監督:上田幸一郎

 五年前、神隠島事件の記憶。
 見渡すかぎり死体だらけという地獄絵図の中、生存者の反応をたどって海に飛び込んだ萩乃。海の底へと沈んでいく幼いマリの姿。マリが伸ばした手を、萩乃がためらいがちにつかみ、やがて包み込むように握りしめ、二人が見つめ合った瞬間、すべてが爆発の白い光に染めあげられていく。抒情的で激しいピアノがこれまた完璧にかみ合わさって、鳥肌がたつほどに美しい場面だった。これが本当の意味での、物語の始まりだといえるだろう。
 思えば萩乃にとって、これがまさに最初の、フォリメとの接触だったのだ。自分たちが引き起こしてしまった虐殺、その悲惨な結果に取り乱すばかりの萩乃が、半ばすがるようにつかみとった一縷の希望でもある。仮に事件の責任が萩乃にあったとして、マリひとりを守ったからといってその罪を贖えはしないのかもしれないが、それでも萩乃にとって救いはそこにしか残されていないのだろうから。まさに運命的な出会いだ。
 しかしそれらのこと、本当のことを、泣きながら「助けてくれてありがとう」と繰り返す現在のマリに今さら打ち明けることはできず、けっして目を合わそうとはしない萩乃の悲しげな表情も印象的だった。

 戯曲の完成が近づく中、学園祭にむけて演劇の準備が始まる。資材の下見と買い出しのため、マリと萩乃との二人が隣町まで出かけることに。
 電車での遠出、にぎやかな町並み、物珍しい風景に子どものようにはしゃぐマリ。二人はすっかりうちとけあって、楽しい時間を過ごす。だがマリの提案によって、帰路は電車を使わずに歩いて帰ることにしたところ、途中でマリが足を傷めて歩けなくなってしまう。
 間の悪いことに急な雨にも見舞われて、二人は道端の廃店舗の中で雨宿りすることに。夜になり、雨は激しさを増す一方、マリは買い出しの荷物すら置き忘れてきたのに気づいて、調子に乗って迷惑をかけている自分にひどく落ち込んでしまう。そんな気持ちを思いやる萩乃の優しさもかえって、マリの落ち込みに拍車をかけてしまうかのようだ。
 そうしていつしか、身を寄せ合うようにして眠り込んでしまった二人。萩乃は眠りの中で、神隠島事件の際の記憶を夢に見て、その夢にマリが自身の特殊な能力でもって同調(?)する。事件の際、自分の命を救ってくれたのが萩乃であることを知って、涙を流して感謝するマリ。それに応えながらも、萩乃は浮かない表情を見せる。
 一方で、二人の様子を始終モニターしていたBLUEの艦内では、アザナエルが激しい衝撃とともに萩乃への怒りに震えていた。名も知らぬフォリメの少女を助けるため、同胞であり部下であるオノミルを見殺しにしたと思しき萩乃への……

 「終わりの始まり」とでもいうべき展開。みち子の書く戯曲がマリと萩乃との関係にオーバーラップしていく中、マリが失われた過去の断片に触れ、ストーリーが核心へと近づきはじめる。生徒名簿を調べるうちに、萩乃の項だけにプロテクトがかけられていることに気づいた菅原先生が、その正体に行きあたるのも時間の問題だろう。
 クライマックスへの期待とともに、一抹の寂しさも感じる。自分でも意外なほど、このアニメの作品世界に愛着を覚えてきていたみたいだ。公式サイトのクロニクルを参照するに、BLUE DROPの世界観からいえばこのアニメ自体が端緒をひらくものなので、逆に始まりの終わりが近づいているのにすぎないともいえるのだが。

 さて、みち子が書いているお芝居、これがあらすじを聞くだけでもなかなか面白そう。美麗なイメージイラストの力も大きいが。
 中世ヨーロッパが舞台かつ有名な史実がモチーフになっているというので、スケールが大きすぎないかと最初は思ったものの、主人公とジャンヌとが閉じ込められている牢獄の周辺に舞台を限定することにより、登場人物もセットも最小限ですみそうな、学園祭で行われる劇の規模としても手ごろなものに収まっているようだ。熱のこもった言葉でもってその戯曲の内容を語って聞かせるミッチーはいつもとは別人のようであり、そのお話がみんなから認められたという驚きもきっと彼女にははじめての経験で、先生やマリの応援も無駄にはならなかったようである。
 だが果たしてこの劇、無事に上演されるのだろうか?

 その劇の準備にあたって、隣町まで出かけていくマリと萩乃。マリにとってはおそらく初めて訪れたのだろう大きな町、傍らには萩乃がいることもあってかひとしきりはしゃいで、本来の目的をよそにふたりお嫁さんごっこをしてみたり、お茶したり、観覧車に乗ろうと誘ってみたり、歩いてゆっくり帰りたいとわがままを言ってみたり、キャッキャウフフしながら並んで走ったり、どう見てもデートです。もっと見せつけてください。
 またその姿を、「自発的な作戦行動」と称してずっと見守って(覗いて)いるツバエルと、その傍らで逐一ツッコミを入れていくアザナエルのコンビが笑える。マリたちの現状の説明役を果たしてもいたわけだが、あんまりいい趣味とはいえないな。

 そんな中、異星人をおそれないマリのことを不思議がる萩乃に対し、彼女のこともBLUEのことも、出会う以前から知っているような気がしていたのだと打ち明けるマリ。萩乃を一目みて惹かれた理由、異星人の存在をいともたやすく受け入れた理由も、ここら辺にあるのかもしれない。少なくとも失われた記憶は根こそぎにされたのではなくて、マリの中におぼろげながら残っているのだろう。

 そんなマリに対し、アルメが地球へやってきた目的──彼女たちの軍機にもあたる──を打ち明ける萩乃。アルメが女性のみからなる種族であり、女性同士で生殖が可能という設定が本編で語られたのは初めてのことだと思う。マリがどんな反応をするかとヒヤヒヤさせられたわけだが、まあ案の定というか、本人はぐっすり眠り込んでしまっていた。起きていたとしても、「セイショクって何?」とかかましてくれそうな気がするが。
 それでも萩乃は、マリがどう思うかを知りたかったのではないだろうか? このままでは滅びるしかないとわかっている自分たちが、かといって地球を侵略してもいいのかどうか……フォリメの生態、フォリメの世界を壊してまで。マリはもちろんイエスとは言わないだろう、言えるはずがない、そんなことはわかっている。打ち明けてもどうにもならないことは、萩乃自身が一番よく知っていたはずだ。ただマリが答えをくれるかもしれないという、そんな一抹の期待もあっての告白ではないだろうかと。
 でも萩乃の中では答えが出ているのだともいえる。死にかけたマリを救うため、ひいては自分自身をわずかでも罪から救うため、同胞に背を向けてしまったそのときにはすでに。

 ところで、マリの特殊な能力──接触テレパスの発動は、明らかにマリの精神状態に左右されているように見える。ひとしきりはしゃいだ後で極端に落ち込むというような、感情の起伏の激しさが、発動したりしなかったりにも影響を与えているのではないか。
 ともあれ、その力でもって過去の一端だけを知られてしまったことにより、萩乃が苦しい状況に陥ったことには間違いない。マリはそもそも、神隠島事件の原因が津波という点を疑ってもいないし、そこになぜ萩乃が居合わせたのかなども疑問にすら思っていなくて、要は事件を引き起こした責任がアルメの側にあるなどとは思いもよらない中で、萩乃にただ感謝しているのだから。
関連タグ: アニメ BLUE-DROP 百合

『アオイシロ』 デモムービー公開

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 『アオイシロ』のデモムービーが公開されていた。デモやOPが公開されはじめると、いよいよという気がしてくる。
 さっそく視聴。いい出来。作品の持つ雰囲気を前面に押し出しつつ、ストーリーや、キャラのボイスをまじえた紹介がされていて、よくまとまっているという印象。個人的には多彩な背景と、主人公役の日高のり子さんのしっとりしたナレーションに注目。
 もうちょっと大きい動画で見たいなあと思ったら、高画質版の配信も準備中とのことで期待している。けっこう印象が変わるから。

 しかし改めて、主人公の中の人はホントに日高さんなんだなあ。私にとってはピーターパンや朝倉南の中の人で、でもちっちゃいころ大好きだったピーターパンに中の人などいない! と今でも無意識のうちに思っていたので、うまく言い表せないけどなんかふしぎ。はやく実際にプレイして、オサのボイスを聴いてみたい。
 個人的には他に、カヤさんとコハクの中の人に注目してる。でもWebノベルとかコミックを読んでて、キャラ的にいちばん気になるのは保美なんだなw オサ先輩ラブなところが可愛くないですか? 先輩後輩の関係が好きだし、恋愛色が最も濃くなるのは彼女のルートだと踏んでいる。アカイイトデモにおける烏月さんの位置に登場していることで、あながち外してもいないと思ったのだがどうか。
関連タグ: ゲーム アオイシロ 百合

『その花びらにくちづけを ずっと幸せなキス&二人のバレンタイン』

ふぐり屋 Official Web Site
http://fuguriya.sakura.ne.jp/

 『その花びらにくちづけを』 の冬コミ同人誌新刊&ドラマCDの詳細が公開されている。同人誌の方は同人ショップ委託が先行ということで、ちょい早めにゲットできそうかな?
 同人誌とドラマCDの二段構え盛り沢山とか感涙にむせぶばかりです。

 ドラマCDの収録時間が66分って、市販のドラマCDと比較しても相当ボリュームあるよね。どんな仕上がりなのか非常に楽しみ。まあ七海と優奈さんがひたすらイチャイチャイチャイチャしまくるのはデフォですが。そうなると一時間以上もニヤニヤしっぱなしの状態に置かれるのでしょうか……
関連タグ: ドラマCD 小説 その花びらにくちづけを 百合 レズビアン

『motion』



 あの『カタハネ』の主題歌を担当したBlueberry&Yogurt、その最新アルバム 『motion』の公式通販が予約受付中。
 公式通販での注文に限り、笛先生書き下ろしアナザージャケット、さらにオリジナル・コースター2枚が特典として付くとのこと。カタハネについてはサントラ&ミュージックアルバム共に所有しているのでこちらはどうしようかと迷っていたが、この特典情報を聞いて即予約した。届くのが楽しみだ。

 ところで、カタハネスタッフの新ブランド・RococoWorks公式ブログがオープンしている。シナリオライターのJ-MENT氏みずから新作 『Vol.7(ボリューム・セブン)』の制作秘話を語られていたり、笛氏の書き込みもあったりと、かなり目が離せない展開。もう今からぼるしち? への期待がとまらない私はどうすればいいのでしょうか……
関連タグ: ゲーム カタハネ 音楽 Volume7

『はやて×ブレード』 刃友人気投票



 『はやて×ブレード』 ドラマCDの公式サイトにて、「刃友人気投票」が開催されているのに気づいた。なんという悩ましい企画。
 しかしドラマCD第三弾の発売が来年春に決定していたりと、われわれの地道な応援は着実に奏功しているようですね! これはそろそろアニメ化に踏み切ってもいいころだと思うのだがどうか。売れる要素はあると思うし、まあ原作破壊のクソアニメ化するという最悪の展開もなくはないが、そのときは「はやブレはアニメ化なんてされてない!」と言い張ればいいのだ。
 刃友人気投票って、実質上のカップリング投票か。順夕か! 順夕なのか! と思いつつ、この二人はダントツ一位なのが目に見えているからなあ。実際問題、私の中では順夕・ひつぎ様×静久・玲×紗枝あたりが甲乙つけがたく拮抗しているわけで……すごい悩ましいな。ここはやはり、初心に返るべきだろう。

 このドラマCD自体は、豪華声優陣による原作エピソードの再現と、ドラマCDならではのオリジナルストーリーによって、作品を別の視点から楽しめるのがいい。単に豪華キャストというのみならず、ひつぎ様役が矢島晶子さんだったりとか、Vol.2では皆川ボイスの玲とか、何かに開眼してしまいそうなキャスティングの妙がある。しかし、このままのキャストでアニメ化できたらちょっと奇跡的じゃないか? BLUE DROPとか見てると、ないこともないと思えるけど……

はやて×ブレード DRAMA CD Vol.2はやて×ブレード DRAMA CD Vol.2
イメージ・アルバム 間宮くるみ 雪野五月


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はやて×ブレード DRAMA CD Vol.1はやて×ブレード DRAMA CD Vol.1
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関連タグ: ドラマCD 百合 はやて×ブレード

『ソルフェージュ』 マスターアップ告知

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工画堂スタジオ 『ソルフェージュ』OHP

 先月末に配信された「『ソルフェージュ』サポーターズメールマガジン 桜立舎学苑新聞部 〜桜だより」 No.01及びOHPによると、『ソルフェージュ』が無事マスターアップしたとのこと。おめでとうございます!
 よって発売日は予定通り、12/21ということに。発売間近ということで、サイドバーに新たなバナーを追加してみた。珍しいことに日替わりバナーなのだそうで、名づけて「今日のまり様」。私は救いがたいまでのお姉さま属性だったりするのだが、さらに同じくらい黒髪ロング属性なので、これがヒロインふたりにばらけているのは好ましい傾向だなあ。

 『ソルフェージュ』はもちろん予約買いする予定。年末にかけてまったりプレイしたいところなんだけど、時間が取れるかどうかは微妙なところだ。
 ともあれこの作品に関してはみっちり感想を書こうと思っているので、果たしてすくね様とまり様のどちらに転ぶのか、生温かく見守ってほしい。こういう場合にはたいてい、コンプ後には「ちほちゃん萌え!」とか言ってるんだよねえ。

 ついでにデモムービーVer2.0を転載してみる。かなりイイ感じ。



 追記:同じムービーの高画質版が こちら からダウンロードできるようだ。
関連タグ: 百合 ゲーム ソルフェージュ

BLUE DROP 〜天使達の戯曲〜 第8話 「Hyoscyamus niger」 感想

ミッチーの妄想
脚本:渡邊大輔
絵コンテ:長尾粛・大倉雅彦
演出:吉田英俊
作画監督:午来隆行・今村麻美

 先生! ミッチーの頭の検査を要求します!
 倒れたときに頭を打ったせいなのか、一時的にツバエルのシフト中の姿が見えるようになった、もしくは幻視したというのはなんとかありそうな話だとも思えるが、突如としてひらめいたあの絢爛たる妄想ヴィジョンは一体。明らかに打ちどころが悪かったのだと思うが……
 ともあれあのヴィジョン、私の目には、「だまされてアルメにさらわれていく若竹さんの図」にしか見えないのだった。実際、人の言うことを鵜呑みにするマリを言葉巧みに誘拐するのはさして難しくないように思えるので、マスターコマンダー・シバリエルも一度、正面からではなくそちらから攻めてみたらどうか。

 学園祭で行う演劇のための脚本執筆が思うように進まず、悩むみち子。菅原先生やマリたちの期待も、今の彼女にとってはプレッシャーにしか感じられない。追いつめられたみち子はついに、書き置きを残して学園を逃げ出す。
 残された原稿から、脚本がまったくできていないことを知ったマリは、みち子を心配して彼女の実家を訪れる。だが、当のみち子はひと足はやく逃げてしまった後だった。
 短い逃避行の後、先生のもとへ戻ったみち子は、苦しい胸の内を明かして気を失ってしまう。結果としてみち子に負担をかけてしまったことを悔いる先生。だが医務室で目覚めたみち子の目にふと、窓から見えるマリたちの姿が映る。その情景から突如として、脚本のアイディアがひらめくのだった。
 一方、拘束されているアザナエルに対し、一定行動の自由を与えると言いだした萩乃。危険だと反対するツバエルを、閉じ込めておく理由がないし、そもそもBLUEはアザナエルの恋人であるオノミルが乗っていた船なのだからと諭す。オノミルの部屋、そしてオノミルが最期を迎えた場所を目の当たりにして悲しみと怒りとをあらわにするアザナエルに、ツバエルは、オノミルが命を落とした際の記録映像を見せた。

 奇しくも、求めていたアイディアが天啓のようにひらめくことを「天使が降りてくる」という。今回、この物語における天使たるアルメ──ツバエルが、みち子にそれをもたらしたのだ。言葉遊びじみた符合ではあるが、ツバエルの存在を姿は見えないながらに感知したらしいみち子はまさに「天使が降りている」状態であり、きっといい脚本ができるだろう。
 このアニメの副題ともなっている「天使達の戯曲」からも想像されるように、みち子の書いている戯曲が作中で重要な役割を果たすことはほぼ間違いなく、したがってそのおおもととなるアイディアがこのような経緯から、またマリと萩乃の関係をモチーフにして生まれたというのは、意味深いことだ。
 しかしいつものことながら、あの渾身の素敵イラストは捨て身のギャグなのか、それともスタッフ的には大まじめなのかという点で判断に困るなあ。ちりゅうぞんびさんという漫画家の方に、わざわざ依頼して描いてもらったみたいだし。とにかく素晴らしいインパクトでした。

 ともあれ、生みの苦しみ、創作の苦しみ。どうしても書けないと悶え苦しむ様、なりふり構わず逃げまわる様、それからふとした瞬間に天から降ってきたようにひらめきが訪れる様……脚本家自身の経験も多分にいかされていそうなエピソードであって、ものをつくったことがある人には多少なりとも思い当たる節がある話だったのではないだろうか。
 コマンダーがフォリメに感化されすぎていると案じていたツバエルが、その心情をなんとなくでも理解するようになるという描写。また、夏休みの出来事などを経て自然と仲良くなっていっているマリと萩乃との描写などが差し挟まれつつ、これまで留保されていた戯曲の方向性がついに決定づけられた。
 ここ最近は各話で朱音、寮長、みち子の人となりが知れるようなエピソードを展開しつつも、地道に人物描写と伏線を巡らしてきていたのだが、今後はそれらがクライマックスへ向けて収束していく形になるのだろう。

 個人的には、マリを襲撃した者の正体を探っている菅原先生の動向も気になる。レーダーに感知されない航空機を運用できる相手、そこから敵が異星人である可能性に気づけるというのは、切れ者なのか変わり種なのか何なのか……結論を出しかねて考えあぐねる先生のもとを、時を同じくして萩乃が訪れる場面はどこかシュールである。

 また、オノミルの命を奪った事故の詳細──エカリルの艦を守るため、エミルフォースドライブの暴走を食いとめようとして爆発に巻き込まれたことも明らかに。
 その際、オノミルが最後にコマンダーへ伝えようとしたこととはなんだったのだろうか。エミルフォースドライブの暴走は、単なる事故ではなく、艦の構造自体に原因があったというふうに受け取れたのだが、結局ほかの乗員はそのことに気がつかないままだったのだろうか。それではまた同じことが起きる危険もあるし、何より暴走があらかじめ仕組まれたものだったのではないかという疑いを持つこともないわけだ。
 オノミルを失ったアザナエルもまた、事故の原因に疑いを抱くことはなく、しかもあからさまに怪しい行動を取っていて、おとなしく拘束されたこと自体にも裏があるようだ。何かきなくさい流れになってきた。
関連タグ: アニメ BLUE-DROP 百合
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